“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5) (ファミ通文庫)

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  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047282971

感想・レビュー・書評

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  • 2012 9/4読了。WonderGooで購入。
    源氏物語を現代翻案するなら避けては通れない、不美人かつ性格も優れては書かれていない、末摘花の巻。
    ブログで知り合って顔も見えないっていうのはうまい逃げ方だなあ、と思いきや、ちゃんと不美人設定回収してて、なおかつヒカルはそれでも好きだ的に言ってておおー、っと。
    あと式部はさっさと付き合っちゃえよ。

  • 今回の「心残り」は名前も顔もわからない少女。
    てかヒカルはオンラインでもバッチリ女口説いてたのかwww

    いつもより割とコメディー成分高めで楽しい巻だった。
    それに水着回だったり、ウツボカズラさん()のサービスシーンだったり、超修羅場ったりで文学少女には無かったラノベ要素全開。
    それでありながら、野村美月先生ならではの透明感は全く失われてないのが素晴らしい。

    そして是光はどさくさに紛れてまたフラグ立ててるが大丈夫かね?w

    次回遂に朝ちゃん回か。緊張するな。

  • 今回はコメディー成分多めで精神的に楽に読めた。前巻はちょっとシリアス多めだったので良いバランス取れてるんじゃないかと思った。
     あとこの巻の凄いところが、本当に不細工なヒロインを出したところ。読んでる途中は不細工とか言いつつ本当はそうでもないんだろ?とか思ってたのに見事にミスリードに騙されてた。

     あとは式部さんが今回はちょっと進展あったかなって感じで、ななせを応援してた身としてはうれしい展開。この手のキャラは報われて欲しい。望み薄だけど・・・

  • これまでの巻が基本的に一人の女の子を追い続けてきたのに対し、今巻は話があっちに行ったりこっちに行ったり。
    終始ドタバタとしていて落ち着かなかったイメージ。
    「ヒカル」っぽくなく、番外編と言われた方が納得できちゃうくらい。

    とは言え、最後の学校のシーンにぐっときたりしーことじーちゃんの会話にクスッときたりと、さすがだなと思われる描写もちらほら。
    次巻は朝顔ということで、物語も核心に近づきそう。
    楽しみにしてます。

  • 重要人物が出そろい終盤に向けての幕間劇のようなお話。
    顔も名前もわからないヒロインを探すという今作。割と無茶なテーマのおかげかむしろ捻り過ぎず暗い展開も少なく読んでいて気持ちが和んだ。
    ところどころで湧き上がる不穏な空気と佳境を感じさせても新設されるフラグは相変わらず。

  • 修羅場という名のハーレム回からの式部回でしたね~ 少しずつ帝家に動きが見られ、いろんな伏線を残していきました。次巻が楽しみです。 特典のドラマCDもいい出来上がりでした。 声優さんのチョイスが良かった。

  • 帆夏がメインだった。可愛かった。ツンデレだった。帆夏が主役の少女漫画かよって感じだった。
    あと級長のみちるちゃんも良かった。可愛かった。
    残りはおまけ。

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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