双界幻幽伝 皇宮は暗中飛躍! (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 76
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047296787

作品紹介・あらすじ

-皇帝陛下が襲撃された!!衝撃的な報せとともに、国軍の『双壁』といわれる元帥&軍師閣下から、蒼刻に呼び出しが。当然のように"いつも一緒。"状態の朧月もお荷物抱えで一緒に召されると、そこには本当に国軍の重鎮?な名コンビ!二人に依頼され、半人前道士の朧月も、蒼刻と捜査に乗り出すことになったのだが…!?名作『肉球三国志』が読める短編や出張コミックも収録の第10弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 皇帝陛下が襲撃された時、一体何が起こっていたのか。

    頼まれて調査に乗り出す、引きこもりはどこへ?! 状態。
    しかし、それによって体力がないのが
    ばれてしまっている現実(笑)
    猫にゃ~んにゃ~んを想像すると楽しいw のですが
    最後の最後で、あれ? と。
    まさか…という展開ありですか?

    事が事だけにシリアスのはずですし、シリアスなのですが
    どうもこう…いちゃいちゃ具合いがグレードアップ。
    にやにや通り越して、笑ってしまいそうになります。
    守護幽鬼の過去は、次回あきらかに??

  • 本編第10巻、短編「執筆は五里霧中?」+出張コミカライズも収録。
    皇帝が何者に襲撃されたとの知らせを受けたところから。詳しい事情を聴こうと、国軍を取り仕切る元帥・袁晨友(えん しんゆう)、その軍師・燕夜淑(えん やしゃく)の元へ向かう朧月たち。晨友はまたもや個性的な方ですね、夜淑はストッパー的な役割も担ってる模様。そして夜淑はかつて蒼刻に兵法や戦術を教えてたとのこと。彼等からの話によると、精鋭ぞろいの護衛≪花影≫たちを倒し追い詰めた凄腕の襲撃者であること、さらに殭屍も関わりあると判明。そのことから朧月たちに犯人特定の任務が与えられることに。護衛で唯一生き残った≪花影≫の筆頭・孤影による鍛錬の合間に、蒼刻と朧月がイチャコラする様子は流石だわ。額に接吻と、膝枕。どちらも玄静心が知ったら怒り狂うに違いない。さて、ラストに星彩が襲撃者の一人は生前関係ある人だったと告白。どうなるやら。

  • キャラ紹介なんかは、巻数が進んでも同じものが使われる時が多いのに、「双界幻幽伝」は毎回違うので、いつも楽しいです。くまの柚子さんの気合いが違うのかな?

    さて、今回は野菜作りが趣味の皇帝陛下が襲撃されて、蒼刻とともに朧月もお手伝いすることにってことですが、蒼刻が開き直ったのか、朧月に対するイチャイチャ度がUPしてて、朧月も以前ほど拒否反応をみせず、むしろもっとって感じになってて、顔がにやついちゃいました。

    短編の公主様の作品も、ホントに蒼刻と朧月の名前が出てくると、蒼刻があの台詞を言ったように見てて、またにやって・・・。蒼刻が止めちゃった続きが読みたいです。

  • 皇帝陛下が襲われた!! おまけにそのまま意識をなくしてしまい、皇宮は大混乱。元黄巾賊の師匠のもとで修行中(!?)の半人前道士ではあるが、とにもかくにも人手不足! の状況から朧月も犯人探しに駆り出されることに……って、果たして引きこもり朧月にそんな行動的なことが? もちろん蒼刻のお助け(という名のいちゃいちゃ)も盛りだくさんの、中華ファンタジー第10弾!

    前巻ラストでいちゃついてた二人に、まさかのオチをつけた皇帝陛下。ていうかこれ物凄い大事件だよね。暗殺とか。
    おまけにまたキョンシー絡みだなんて…張角の弟二人の立場が危うすぎて怖い。というかこの兄弟の再会はないのだろうか。
    そういえば前巻で天狼が張角の名前決めちゃったけど、今巻全くその話出なかったな。というか張角自体ほぼ出てない…悲しい。
    皇帝暗殺未遂の事件調査を請われた朧月と蒼刻は、相変わらず適度にいちゃつきつつ捜査してますね。
    捜査よりいちゃつきが多いです、美味しいです。
    何かもう全然我慢しなくなってきた蒼刻さんと、割とさらりとそれを受け入れだした朧月の姿が完全に新婚さんだった。
    あと天祥はいつも通りだったけど、結構天然で朧月気に入ってるらしい天狼にヒヤヒヤさせられた。
    天然な天狼様すごい可愛いんだけど、朧月には脈がなさすぎるので…。
    いつもは明るいムードメイカーな星彩の過去が絡んでくるらしいのも気になる。
    巻末の短編がニヤニヤ通り越して砂吐きそうだった。公主様なんという爆弾を…!

  • そろそろ、朧月の秘密やなんやかんやの話が進むことを期待したのだが、まだまだ伏線をはりまくって、話が進まず、私的につらくなってきた。
    新キャラとテンションについていけない。

  • シリーズ10冊目。
    表紙の朧月と蒼刻が可愛いです!
    蒼刻は俗にいうヤンキー座りをしながもちょっと照れていたり(笑)、その蒼刻の髪の毛を朧月が編んでいる様子が大変可愛らしいです!
    『双界幻幽伝』シリーズもいよいよ10巻に突入しました。
    最近の少女小説はシリーズ化しても、3〜5冊程で完結してしまうパターンが多く、2桁にいくシリーズ物は珍しいのではないでしょうか。
    願わくば、このままビーズログ文庫を代表するシリーズ物になって欲しいです。

    【ネタばれ感想】

    前作のラストで何者かに襲撃された皇帝陛下を守る為に、蒼刻と朧月は国軍を率いる双璧から皇宮内の調査を依頼されます。
    以前から話題には出ていた双璧の2人が初めて登場します。
    今作で何か動きがあるかもと思った緋鷹ですが、名前が出てきただけで姿を現わす事はありませんでした。
    その代わりといっては何ですが、生前の星彩に関わりがあった人物が皇帝を襲った犯人の中にいるのではないかという衝撃の告白で次巻に続きます。

    シリアスな展開の中で、今作でもいちゃいちゃする蒼刻と朧月に癒されました。
    蒼刻が朧月の額にキスをするシーンで「おおっ♪」とニヨニヨし、更にラスト近くでは朧月が!蒼刻に!腕枕!をするというシーンで「うおおっ!」と萌え転がりそうになりました〜!
    どちらのシーンもイラスト付きなので破壊度が半端なかったです!
    巻末の短編や出張コミカライズにもニヤニヤしまくりで、色々と美味しい1冊でした!

  • 琳琳の口が*でお尻ry(笑) こ、こんなとこで続く、、、だと(・ω・`;) 星彩の過去が次で出てくるのかな。戦い的にはキョンシーにはキョンシーをあてがうってことなんですかねぇ。でも、それは禁忌なのでは?来将軍、心が折れないといいなぁ。で、銀色猫は誰ですか?これが瑠璃龍なら黎明が変化してるんだけど(笑) さすがに双界では人は変化しないか。変装なら影がやってるけどね。

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