幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047304741
作品紹介・あらすじ
愛くるしい外見ながら『悪魔』と忌避される、帝国軍のターニャ・デグレチャフ魔導少佐。南方戦線から帰還したターニャが、発令されたのは、うさん臭い『演習命令』。それは、連邦領への極秘裏の越境作戦。そこで目の当たりにしたのは、誰もが、予想だにしなかった連邦の参戦。列車砲の一弾が、開戦を告げる。帝国には、もはや勝ち続ける以外に道はない。
感想・レビュー・書評
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この巻は東の連邦だ。元ネタはソビエト連邦だろう。ターニャは連邦のロリコンに好かれた。この事がこの後にどんな波乱を巻き起こすのか。
新たな戦闘団を作るが、これからキャラも増えるのだろうか。
これからずっと先に、戦争は終わる事は、途中に挟まれる新聞記者の取材日誌で分かっているのだが、ターニャの扱いが後世でどうなっているのか。60年後だとターニャは生きているはずなので、最終巻には出てくるのかな。
ターニャは前線から退きたいと願いながらも、あまりに優秀なので周りがそれを許してくれない。どんどん状況が悪くなって行くのが見ていて楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今日は東へ明日は西へ、ではないが、南方戦線→東方戦線→西方戦線とこき使われて、またもや西方戦線に投入されるまでの話。第203増強魔道大隊が各地で著しい戦果を挙げる様は、読んでいて清々しい。話が長くてテンポが悪いのは、商業小説としてどうかと思わないでもないが、面白ければ許されるといったところか。
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相変わらずの面白さ。個人的には吉川英治の「三国志」や「宮本武蔵」に匹敵する各巻で見せ場を作るうまさがある。
久々に土日の二日で読了してしまった。 -
オーディブルにて。
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次が楽しみ!
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著者が楽しそうだ。世界を我が手にって感じ。
世界大戦まっしぐら。それを最初から分かっているから止めようなんて思わない、むしろできるだけ打撃を与えておきたい。
でもそんなことは歴史を知らない他の人間には伝わらない。
そして取り逃す。
彼女にとって一番怖いのは、強大な戦力ではなく神への祈り。 -
対連邦が本格スタートです。メアリーはまだまだヒヨッコ。
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2021/09/25-09/28