ふしぎの国のバード 11巻 (ハルタコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047376458

感想・レビュー・書評

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  • やっと北海道に着いたバードたち
    初めて見るアイヌの人たち
    ドキドキ感が伝わってくる
    イトの恋もあってほんわかしました
    冒険家は差別や偏見を持ってはいけない
    尊敬の念と信頼関係を築く事
    イザベラ・バードの真髄
    和人のいない純粋なアイヌの村への冒険が楽しみな次号です

  • 毎回新刊を待ちわびているシリーズ11巻。やっとアイヌに会えましたね、バードさん。その為にはるばるイギリスから来たというのに、数日しか滞在出来ないなんて、辛かったろうなぁ。
    数々の悲劇が心に浮かびますが、バードさんの興奮に乗っかって沈み込まないように。イトの差別意識をすぐに氷解させない佐々さんの慎重さは好もしいです。そんな簡単なものじゃないはずだもの。てゆうかバードさん自身、日本民族自体を結構蛮族扱いしていたし。
    それでも、生きた記録を遺してくださったことに感謝です。彼女だから成し得た偉業。

  • このコミックはもうすぐ終わってしまうのだろうか。絵も上手いし、資料にもあたり、現地で取材もしているようだ。
    創作はあまり盛り込まないで史実に忠実に描いてほしい。
    そして、蝦夷地のみならず、西国への旅も読みたい。

  • いよいよ函館から平取の手前まで、アイヌに触れ、アイヌ文化を知るために向かう平取までの旅路。その旅程で、産地と異人たちを結んで商売をする異人仲買のお由と知り合い、伊藤の気持ちが傾くのを目の当たりにする。伊藤が差別されしいたげられてきたことが語られ、その伊藤をもってしても、アイヌを差別することはやめられない様が描かれ。もっとも、伊藤にフラットな目でみてほしいと思うバードも、バックには大英帝国という権威を背負っていて、大英帝国といえば…といったことまでは語られない。平取の酋長の、あなたがたは突然押し寄せてきて一方的に法をまもれという、こちらは和人の言葉も文化も学んだのに、なぜあなたがたはアイヌを知ろうとしないのか、という静かな説諭が響く。

  • 理由はわからないけど、急にバードが生き生きと動き始めた気がする。それがとても良い。
    巻末に作者の取材記があったから、それがいい感じに筆に乗ったのかもしれない。

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