グーグーだって猫である

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 458
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048532587

感想・レビュー・書評

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  • グーグーのかわいいこと!猫との日常を書いてあるのですがさすがというべき観点で描かれていて猫好きには必携の一冊であると思います。

  • ここのところこのブクログは日々の暮らし綴りでありながらドラマチックな風味のあるものが多い。そこに見えるのは幼い頃からの大島弓子先生の、あるいは立原エリカ先生の、あるいは杉浦日向子先生の作品から私の内に形作られてきた憧憬だ。

  • あの珠玉の名作漫画『綿の国星』の著者による夏目漱石風、猫漫画
    エッセイ。といっても、猫の視線でヒトの日常を語るのではなく、
    ヒトである大島弓子の目線でグーグーという名の猫と暮らす自らの
    日常を淡々と描いている。

  • サバを思い出してせつない。
    大島さんはエッセイ(マンガだけど)も魅力的。ってご本人が魅力的だってこと。

  • 改めて飼っている猫との接し方を考えさせられた。これまた泣けるんです。

  • 大島氏の作品によく登場していた猫「サバ」の死後、出会ったよろよろの売るには小さすぎのアメショーの子猫。彼が何をもたらしたか。
    ふと自分の横の猫を抱きしめたくなる本です。

  • 「グーグー」と「ビー」と「クロ」との毎日。

  • 新しい家族。

  • これほど理想的な「おとろえかた」をしている作家というのは珍しい気がする。傑作を量産していた頃とくれべれば、明らかに絵が簡素になり、ページが減り、線が素朴になった。だがしかし、これを読んで「大島弓子はつまらなくなった」などと言う人はいるのだろうか?
    病んで老いて行く身体と気力の中で、しかし日々世界を見つめる目と知性は、無理な虚勢もはらず、だらしなさに流れることもなく、自分と表現の接点を丁寧に模索し定着し続ける。驚異的。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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