ソードアート・オンライン プログレッシブ2 (電撃文庫)
- KADOKAWA (2013年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048661638
作品紹介・あらすじ
アインクラッド第二層のボスモンスターを、激闘の果てに倒した"ビーター"のキリトと、その暫定的パートナーである細剣使いアスナは、次なるフロアへの階段を上る。第三層。そこで二人を待ち構えていたのは、フロア全体を深く包み込む大森林と、初めての大型キャンペーン・クエストだった。森の中で戦う二種族のエルフの騎士たち。そのどちらかに加勢することで、クエストは開始される。"ベータテスト"時は必ず相討ちになっていた二人のNPCだが、キリトたちは黒エルフの女性騎士"キズメル"を生き残らせることになぜか成功してしまう。ベータ時との違いに戸惑いながらも、NPCであるキズメルと交流を深める二人。一方、他プレイヤーたちによって、ついに第三層初の"攻略会議"も開催される。そしてその会議の場で、キリトとアスナは、ひとつの重大な選択を迫られる…。
感想・レビュー・書評
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新しいエピソードでまたこの世界を楽しめるという点が売り、相変わらず主人公がひたすら有利な安心感(笑)。ただ、前の話をなぞるだけでなく、NPCの謎など上手く話を組み立てて次に繋げている。
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プレグレッシブ2冊目は、1冊まるごと第3層の攻略篇である。というか、正篇には登場しないNPC・黒エルフの騎士キズメルの絡んだクエストがメインで進行していく。キリトとアスナのコンビが主人公であるのは間違いないが、キズメルというなかなか魅力的な新キャラに食われている感は否めない。
本書が出版されたのは、正篇ではアリシゼーション篇が始まっていた頃なので、もしやSAOにもフラクトライトが存在していたという設定にしたのかなとも思えた。 -
本編ではすでにクリアされた、「アインクラッド」の攻略を第一層から追い掛けるプログレッシブ・シリーズ。
第二巻は、第三層。
そこでキリトとアスナの暫定的パーティーに、新しいメンバーが加わる。といっても、クエスト中に同行してくるNPCだ。そのダークエルフの騎士であるキズメルは、頼りがいのある仲間であると共に、確かな「過去」を持っていた。
そんな彼女と接しているうちに、キリトは自分の考えが徐々に変わっていくのを感じてゆく・・・。
本編ではSF的要素に注目が集まりだが、プログレッシブシリーズは、いかにもな感じのバトル・ファンタジーが濃密に展開していく。アニメにするなら、間違いなくこちらだろう。 -
SAO本編との矛盾に突っ込んだら負けなんだろうな。いや、面白いのでいいんですけど。
あとがきにもあるように駆け足気味だった後半部分が惜しい! また出てくるんだよね、キズメルさん?
この刊行ペースでどこまで行けるのか…まぁダレない程度に長く続けてもらいたいシリーズです。 -
SAOPシリーズ第二作はキズメルという名のNPCが他のNPCと違った感情を持っているのでは?と思うストーリー。今後、長期クエストとして、登場してくると思うので、目が離せない!三層はボス戦はあまり描かれていなかったが、その前のキズメルストーリーはすごいボリュームがあった!
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登録番号:1027180、請求記号:913.6/Ka92/2
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第三層に突入したキリトとアスナは、「迷い霧の森」で森エルフと黒エルフの争いに介入するキャンペーン・クエストを開始します。二人は黒エルフの美女キズメルの加勢しますが、NPCとは思えないリアルなコミュニケーション能力をもつ彼女に、キリトはとまどいます。
一方、「ビーター」であるキリトに反感をいだくリンドとキバオウは、たがいに抗争をくり広げながらも第三層でのボスの攻略をめざします。しかし、リンドが率いる「ドラゴンナイツ・ブリゲー」(DKB)に所属するモルテの暗躍によってギルド間の抗争は激化し、キリトたちも巻き込まれてしまうことになります。
番外編であるこちらのシリーズは、いわば消化試合のようなものかと思っていたのですが、意外にもいろいろな伏線が準備されているようで、本編とはべつに今後の展開が気になってきました。 -
SAOは終わらない。本編と本編の空白の時間の物語。今回はNPCのダークエルフのキズメルがサブキャラであるもののかなり良い役目。このプログレッシブもアニメで見たいストーリー。
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ライトノベル