三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 7217
感想 : 416
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048661690

感想・レビュー・書評

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  • よくこんなストーリーを思いつくなあ

  • 何回読んでも感動する。ただの恋愛話じゃなくて、もっと深い物語。自分の生き方を見直した。

  • めっちゃ好き。
    最後があんな風に終わるのも好きやった。
    ぎゅっとした幸せな3日間は、きっとほんまに何事にも変え難いと思って過ごすんやろなぁ…
    後書きにもあったように、2人が見る世界がとんでもなく美しく見えてるのはヒシヒシと感じた。

  • "寿命を売る"なんて発想はこの本を読むまでは
    無かったけど、個性的だなと思いました。
    良いお話でした。
    自分の人生の価値はどのくらいなのか、人生について考えるような機会をくれた本でした

  • 後輩から貸してもらって読んだ本。心が洗われるような感じやった気がする。

  • 明日があることが幸福とは限らないし、明日がないことが不幸とも限らない
    今日を誰とどこで何をして過ごすか
    誰かのために、自分のために
    自分と向き合うこと、目を逸らさない
    未来を信じられるものにできるのは今の自分だけ

  • 大好きな本。
    高校の時に読んだことがあり、23歳の今、再び読んだ。あの頃はおそらく自分の価値が30億と疑っていなかったと思う。今と昔では、この本を読んだ時の感じかたがずいぶんと変わった。今なら1年を1万円で査定されたクスノキの気持ちが痛いほどよく分かる。だからこそ救われ、だからこそ絶望に立たされた。私は死の淵にありなんでも出来る、ということは無いし、クスノキのように絵の才能もない。唯一の救いは、実際に自分の命の査定がされる事など無いということだろう。本当の意味で「死ぬ気」で頑張ることなど出来ないだろうが、死ぬ気で頑張れば私も命の価値を高められるだろうか。とにかく、昔よりもより、痛みに近い強い共感を持ってこの本を読んだ。
    ラストシーンは、涙が出るほど美しい。何度でも読みたくなる。あわよくば、私の命の価値が高まった時に再び手に取ろうと思う。

  • とても綺麗で儚い作品だった。

  • 誰にも見えないけれど、誰にでも見守られた彼女と僕の存在。
    自分の価値とはなんなのか、幸せとはなんなのか、そして幸せにする、ということはなんなのか。
    残り3ヶ月、僕はいたはずの大切な人、自分のことを思ってくれる大切な人のために余生を生きる。

  • 読書好きの方におすすめしてもらって読みました。
    幅広い年齢層の方におすすめできる作品です。

    活力を与えてくれるようなお話だったので、人生に思い悩むことがあったらまた読みたいです。

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著者プロフィール

WEBで小説を発表していた作家

「2015年 『僕が電話をかけていた場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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