神様の御用人 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4267
感想 : 358
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662703

作品紹介・あらすじ

ある日、主人公でフリーターの良彦は、もふもふの狐の神の黄金から神様の御用、願いを聞いてその御用を遂行するということをまかされました。『神様の御用人』となった特別な力があるわけではない普通の人間である良彦が、黄金と一緒に神社を訪ね歩き、神様の願いを聞き、かなえるために努力する現代和風ファンタジーです。

感想・レビュー・書評

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  • 趣味が御朱印集めで、何人かが面白い!というので。
    文章は簡単で、知っている神様もチラホラ。
    御朱印をこういうふうに捻ったかぁという感じです。
    ちょっと気になるのが、京都が舞台なのにみんな標準語(笑
    人気があるシリーズなのでこれから面白くなるのかなぁ。

  • 以前、神頼みばかりして神社を巡っていたので、人間と神様がコミュニケーションをとるストーリーは、とても面白かったです。

  • ファンタジー色が強すぎてしんどい。2巻の途中まで頑張って読んだけど断念。漫画みたいな内容だと思ってたら既にコミカライズされてるやん。でしょうね。

    あと日本の神話への関心が薄いと、1話毎に登場する神様の説明を読むのがだるい。正直飛ばして主人公が神様のお悩みを解決する後半部分だけつまみ読みしても理解できた。
    それと、主人公は平凡で一般的な感覚をもつごくありふれた成人男性を自称してるけど、たぶん自己認知に歪みがある。普段から相当スピや陰謀論に傾倒してるタイプじゃないと、あの早さで超常現象を受け入れたりはできないです。

  • 神社が好きでよく行くけど、御朱印か貰える大きな神社ばかり行ってました(´・ω・`;)
    これを読むと小さな神社が気になってしょうがないです(笑)
    神社それぞれに逸話があり、そこも興味深く読みました♪

    優しいストーリーでまったり読書にいいかもです!

  •  短編的章立てでテンポよく読める作品。もふもふの狐の可愛さと個性豊かな色々な神様が毎回出てくるため、それを楽しみに読んでいる。主人公のコンプレックスや悩みを一挙に解決はせず少しずつ解きほぐしていくような進み方も好みだ。

    追記:最終巻まで読み、最初に引き継ぎされたばかりの御用書に書かれた神名が気になって調べてみた。それぞれ風の女神シナツヒコ、川海に関する女神アマノクヒザモチ、そして9巻でアラハバキに重傷を負わされた主人公の治療・療養を指揮してくれたオオクニヌシの娘アマテルだと分かった。意外な発見があり面白い。

  • 神様も人間みたいに悩んだりときめいたり、、、忙しいんだな〜。

  • 感想
    これを読んで、確かに我々はいつも神様にばかりお願い事を一方的にしているが、本来はしっかり祭り奉ることをすべきなのかもしれない。神様も人が信じてのものなのかもしれない。

    モフモフ狐神と良彦のやり取りも面白い。

    あらすじ
    学生時代に打ち込んできた野球も怪我で辞め、フリーターとして行くあてもない日々を送っていた良彦は、ある日亡くなった祖父の友人という人から書を受け継ぐ。それは神様に使える御用人だけが持てるという書であった。

    最初に会った狐姿の方位神と共に、神様の御用聞きに奔走する。方位神との出会い、一言主の悩み解決、龍神の恋の悩み解決、大年神の願いの四話。

    • hibuさん
      につさん、おはようございます!
      私もこのシリーズ大好きです♪
      良彦と黄金の掛け合いが絶妙でほっこりしますし、登場する神様のキャラが人間染みて...
      につさん、おはようございます!
      私もこのシリーズ大好きです♪
      良彦と黄金の掛け合いが絶妙でほっこりしますし、登場する神様のキャラが人間染みて楽しめます^_^
      ぜひ最後まで楽しんでください!
      2023/10/07
  • ブクログでもよく見かけるし、シリーズも10作ほどあるので読んでみようかと取り敢えず3冊購入。
    こんなにファンタジーだとは思わなかった。読むまでは、青山さんの「猫のお告げは樹の下で」のようなイメージだったが、この作品は次々と有名な神様が登場し、弱った神力を御用人に助けて貰って復活する話し。
    野球だけで人生を過ごした若者(御用人)が怪我と廃部で失業する。やる気の無い若者が御用人になってしまったので、神様との会話も呆れるほど若者言葉。出てくる神様達も物凄いと言われる神様達なのに今風。困り事がスイーツを食べることになったり、引きこもりの神様がゲームにハマッたり、人間に恋をしたりなど。ラッキーなのか、頓知が効くのか、なんとなく御用を済ませて解決して行く。
    難しい神様の名前や由来が一杯出てくるので、神道を勉強するには良いかも知れない。
    後2冊か。何とか頑張ろう。

  • とても読みやすかった。
    元々神社仏閣巡りが好きで、気になって読み始めた本。
    母が四国生まれで、作者の方と同じというのも何か縁を感じました。
    積読が沢山あるのですが、続編が早く読みたいかも。

  • 何故か作者の代表作を読んでいなかったので今更...。浅葉作品に通底する誠実さのようなものが本作にも確かに存在していて好きだ。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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