Fragile (B-PRINCE文庫 こ 1-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 669
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048670029

感想・レビュー・書評

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  • これをおススメして貸したお友達に「痛くても辛くても最後まで読んでください。BLの読み方が変わります」という帯を付けて返されたw
    いやぁ、私この作品大好きです。

  • 監禁凌辱ものです。
    正直きつい描写もあるので途中ちょっと気持ち悪くなりましたが、
    読むことを止められずに全部読んでしまいました。
    受の大河内はかなり性格が悪いですが、攻の青池も相当病んでます。受に対する憎悪と執着心と愛情とかものすごい。
    このまま落ち着くんだろうかってところで置手紙のくだりは私もやられた~。
    ラストはよっかたです。

  • え、一文字も読まないうちからトラウマになりそうなんですが挿絵で…………
    と思いつつ、珍しく時間はかかりましたが読破しました。
    これは…もう何というか最後の入院後のシーンまでボーイズラブというかボーイとボーイがバイオレンスって感じでした…でもさすが木原さん、最後はそう来るか…という感じでしたね。
    まず2ページ目でハサミが出てきた時点でびっくりしましたが、ハサミじゃ驚いちゃいけなかった。ドックフードはしばらく直視できません…w
    あれですね、木原さんの「眠る兎」の番外編は攻めが受けをちゃんと(というか普通に?)愛しているからこそああなったのであって、この話は攻めが受けをとてつもなく憎んでしまっているせいでこんなになっちゃったんですね…。と、なんだか眠る兎の番外編を思い出しました。
    この本は特に終わり方が強く印象に残ってます。だって、最後の最後にあの一文だもの。読んでビックリです。
    一切甘くはないですが、読後感は私はそんなに悪くはないです。
    ただ、この本をもう一度読み返すのには、少し覚悟がいるかもw

    最後にあとがきの木原さんの「勝手にやってくれ…」コメントに思わず笑ってしまいました。
    書いたあなたもやっぱりそう思うんですか、とw

  • BL商業作品の監禁陵辱ものでここまでやっていいのだろうか。やっていいのか、実際流通しているわけだし。
    愛ある監禁陵辱、だからいいのかな。え、いや、愛? あい、あい。あいってなんだろう。
    そんな根源的な疑問が浮かびましたが、たぶん愛ある監禁陵辱。監禁陵辱の果てに受けに攻めへの愛が芽生えてハッピーエンドではありますよね。よいツンデレでした。素晴らしいツンデレっぷりに萌え滾りました。いいですね、監禁陵辱。

  • 痛い痛い痛い。。。

    でも無理にうまく終わらせようとしてないところが、一本話に筋がとおっている。こういう関係ってなさそうで・・・い、あるか(苦笑)

  • 暴力に次ぐ暴力…小スカありまくり…駄目な人は絶対駄目だろうなと思いつつ、ツボ過ぎて震えた。やっぱりこういうのがどうしても好きみたい^^
    大河内は正直こうされても仕方無い存在だよなと思います。
    木原さんならまさか綺麗にくっついて終わらせるようなことはしませんよね!と信じていたら案の定。
    始終鞭って感じの小説なので、最後の続編は飴かな。無くてもよかった感はあるけど、なんだかんだ双方幸せそうだし、いいオチなので好き。

    • みなみさん
      コレ賛否が極端に分かれそうな作品である。木原女史の「痛さ」を前面に押し出してきたゲテモノ系^^; トラウマ系とも呼べる。こういう、読むと嫌な...
      コレ賛否が極端に分かれそうな作品である。木原女史の「痛さ」を前面に押し出してきたゲテモノ系^^; トラウマ系とも呼べる。こういう、読むと嫌な気分になるが、記憶に強烈すぎてどうしても忘れられない1冊ってたまにあって、おまへはマゾだから嵌ると確信しておった^-^
      2010/09/15
    • Sさん
      ここまでのきっついの書ける人だとは思わなかった…最高です^^他にないんだろうかこういうの。 これ私入れて欲しいって言ってないもんな!確信の的...
      ここまでのきっついの書ける人だとは思わなかった…最高です^^他にないんだろうかこういうの。 これ私入れて欲しいって言ってないもんな!確信の的中率やばいw
      2010/09/15
  • 時間のある時に、一気に読みましょう。
    中盤が恐ろしいです。攻めが異常です。

    精○トッピングのドッグフード
    スカ○ロ(小)

    いろいろと気持ち悪くなりましたが、
    その分おかゆを食べさせてあげるシーンは悶えました。
    視点が攻め視点に変わってから
    飢えていたデレも増えるんでなんだか安心です。

    ふつうに言えばヤンデレなんですが
    よく考えればちょっと激しいツンデレです。

    あと、性格の悪い受けが好きな人にはおすすめです。

    気持ち悪いのが大丈夫であれば、面白いと思います。

  • 期待を裏切る作品でした。いい意味でも悪い意味でも。現実ならこうなるんだろうな、と
    恋愛要素のほぼないblは斬新でした。

  • 監禁モノですが、いわゆる監禁凌辱萌えvな感じで読み始めると結構痛い目にあいます。主役二人の関係がリアルで良いな・・・なかなか読み返せないけど好きです。ラストシーンいいですね。

  • 木原さんらしい力強さに圧倒されましたが、2回目を読む元気がありませんwww
    監禁物はキライではないのですが、○液かけドッグフードは・・・・。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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