魔界探偵冥王星OウォーキングのW (電撃文庫 え 3-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.23
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本棚登録 : 259
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048684545

作品紹介・あらすじ

僕の街の近くに、隕石が落ちた。同級生のワル(悪いことをするからワル)の提案で、深夜に家を抜け出して、それを見に行くことになった。ワルが、車いすであまり学校に来ない椎野君も誘って、いざ出陣となる。隕石が落ちた森の中まで、夜のピクニック。僕はこのとき、漫画でよくある冒険みたいでちょっとドキドキしていた。森の中で、あんな不思議で怖い出来事が待ち構えているとは知らずに。ふと、街で蔓延している変な合い言葉を思い出し口ずさんだ。メーオーセーオー。メーオーセーオー。

感想・レビュー・書評

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  • メモ:入間人間

  • 最初に言っておくが、ヴァイオリンから先に読むことをオススメする。時系列的にはこっちの方が先なのだが、絶対こっちを先に読んではいけない。

    今作も読み易いとは言えず、ヴァイオリンを読んでないと理解できない部分があって多分最初にこれから入った人はまず投げ出すだろう。

    ただヴァイオリンを読んだあとだと、あっちの方がおもしろかったねーってなるがw

  • このシリーズ2冊目の読了だが、なかなかいい感じ。
    連作短編の長編版という感じで、主要登場人物に、共通キャラもいれば異なるキャラもいる。
    結末部分に明示されているように、刊行順は逆だが「ヴァイオリンのV」の前日譚にあたる。
    まだまだシリーズを読み進めて行かないとはっきりとは言えないが、どうもメタ構造ないしは部分的に「エッシャーの騙し絵」的な構造をもっているような気がする。
    もしかすると、単なる「ライトノベル」の域を超えるかもしれないという期待を抱かせる点を含めてチョイ高めの評価。


    --- ここからネタバレあり注意 ---
    タイトルからいって本来主人公であるべき「冥王星O」が、作品ごとに代わるという趣向は面白い。

  • 「ヴァイオリンのV」より面白かった。そっちはハードボイルド寄りでこっちは成長譚寄りだったからかな?「ヴァイオリンのV」の時は不気味でしかなかった冥王星Oを今作でちょっと好きになった。何気にお茶目やん、あの人。

  • ジャンルは・・・ミステリー、か?
    今をときめく若手作家さん達の複合ペンネームという前情報があったから期待しすぎたかも。なんか、あれ?あれ?あれ?と思ってる間に話が終わってしまった感じでした。
    今調べてみたら、共著じゃなくて、オムニバス形式のようでしたし・・・。
    微妙な終わり方してるから続きが気になるな~と思ったけど、違う作家さんが書いてるなら、この話の続きにはならないのでしょうか??しょうね。
    とりあえず他の巻も読んでみます。

  • ジャンルは・・・ミステリー、か?
    今をときめく若手作家さん達の複合ペンネームという前情報があったから期待しすぎたかも。なんか、あれ?あれ?あれ?と思ってる間に話が終わってしまった感じでした。
    今調べてみたら、共著じゃなくて、オムニバス形式のようでしたし・・・。
    微妙な終わり方してるから続きが気になるな〜と思ったけど、違う作家さんが書いてるなら、この話の続きにはならないのでしょうか??しょうね。
    とりあえず他の巻も読んでみます。

  • 『冥王星O』シリーズ第2作目。

    これも舞城が書いていると思って読みました。
    でも頭の中は終始「え、ほんとに?電撃文庫っぽく書くとこうなるの?え?え?サラッと『水星C』とか言ってるし、舞城なんだよね?あれ?」。
    なんかこう、親に手を引かれて雑踏に揉まれている内に繋いだこの手が本当に親の手なのか自信なくなってくるんだけど違ったらもっと怖いから確認できない、みたいな感じ。

    そして3ヶ月以上経った今、公式サイト見たら舞城じゃなかった。
    まあそれならそれでいいわ。

    何はともあれ、こんな素直な心根を持った私ですので、本書の大仕掛けにも清々しいほど引っ掛かりました。ああ面白かった。

  • このシリーズははじめて。一冊読んだだけではこの先どこへ向かうのか全然分からない感じ。ジャンル分けも難しい。

  • ヴァイオリンより読みやすかった。読むにつれて気になっていく。

  • 2011.10.27 読了。

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