探偵・日暮旅人の望む物 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048691772
感想・レビュー・書評
-
シリーズ8作目。セカンドシリーズ第4弾。
ついに完結篇。
さすがに飽きてきたところで完結篇。
シリーズが進んでくると、探偵ものではなく、日暮旅人や周囲の登場人物たちの物語になってくるのは致し方ないが、探偵というタイトルとはほど遠い物語に。
激しい展開に驚くものの、予定調和的なラスト。
日暮旅人の五感の解決は納得。
(図書館)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せになりかけたのに、でも久しぶりのハラハラドキドキ感で読むのやめられない! ただ、犯人の動機はなんかいまひとつピンとこない。登場人物たちがそれぞれ幸せになってよかった。
-
やっと終わったかと。旅人の特別感がだんだん鼻につく感じで、陽子の無邪気さ、灯衣の子供らしからぬ態度、等々。セカンドシーズンは引っ張りすぎでは?
-
いよいよラスト・・・
陽子先生も怪我したりと色々ありましたが、失明しても他の感覚が戻るようなのでホッとしました☆ -
娘と彼女はさらわれ、事務所には刺された子守人。
いてはならない人間は、ひょっこりと現れ
関わってきた人達も、次々と現れる。
読み間違えた、というのもあるでしょうが
人間途中で色々と成長して変わるものです。
それさえぶれなかった、という点に置いて
彼女は素晴らしい心の持ち主です。
依存が悪いか、と言われるとそうでもないですが
これは『子供に甘い親がせっせと道を作った』に
似ている気がします。
この場合、完全に子供の思考回路を把握できてなく
間違った方向へ走ってますが。
事件が終わった後、それぞれの後日談、のように
小さく話がまとまっています。
知りたい事が知れてよかった、状態。
しかし探偵業を廃業しても、結局そんな状態?w -
復讐の裏側、彼女の思惑。
掌の上で踊っているようで、物語を進める彼。
読み進める手が止まらないし止められない、シリーズ最後の物語。 -
あれ、これってこんなに黒い話だっけ。
久々に完結、ということで図書館で借りて読んだけど、読後感はそんなに爽やかではない。
犯人の悪意が痛い。