独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048692694

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  • ・カフェ
    ・ソムリエ
    ・二十人委員会
    ・人妻悦料理
    ・ワイワイ書籍
    ・大相撲秋場所フィギュア中継
    ・麻雀
    ・ねこさんぽ
    とっても面白かった。表紙も可愛い!

  • ギャグ、遊び心満載の短編集

  •  もはや小説と呼んでいいのかすら謎なものもたくさんある野崎まどさんの奇想天外な短編集の続編。

     まずはカバーイラストのみの作品(?)にはじまり、店の看板、チャット、QRコード、ドキュメンタリー、果ては他社用のボツ原稿まで掲載するという暴挙。今回も笑わせていただいた。でも、どの話もじっくり下調べしているなあと感じる。それだけにホント才能のムダづかいだと思うけど、そこが好き。

  • ソムリエしりとりw

    何気に「インタヴュウ」が好き。「クウ!」も最後でジワっとくる。
    (前作よりも「これぞ!」と引っかかる作品が全体的に少なかった)

  • やっぱり滅茶苦茶だなぁと思ったら「クウ!」でちょっとホロリとさせられた。「まごのてコレクション」はほんのりブラック、「大相撲秋場所フィギュア中継」はひたすら笑った。

  • 一巻には劣るが大いに楽しめる
    オチでハッとする作品よりも
    本文でもっと笑わせて欲しかった

  • 評価:☆4

    2巻になっても独特かつ実にくだらないネタ(褒めてますw)の数々。
    1巻より勢いは落ちたように感じるが、作者は鬼才であると感じさせるに足る一冊。

    ツボだったのは「ソムリエしりとり」「二十人委員会」「大相撲秋場所フィギュア中継」「メーユー夏バリューチャレンジ」辺りかな。

    どれも実際にあるものを面白おかしく弄っているから馴染みがあるかどうかで好みの差は大きく出るかなという印象。
    この作品は淡々とツッコミが入るというか爆弾級のボケが軽く流されていく感じが好きなんですよねw
    流石にもう続刊は出ないのかな?
    最後の「クウ!」を読んでても普通の小説でも十分楽しませて貰えそうだし次は同作者の他作品を読んでみるつもり。

    「浴びせ倒しですね」
    「死んでるよ」

    「メーユーやさしいキス……」
    「しない、しないから」

  • 相変わらずバカバカしくて気軽に読めてツボに入るとクスっとしてしまう。そういう手軽さと常識から逸脱した感じが実にライトノベルだなあと思うので今後も期待してます

  • これまでの概念を覆す遊び心とアイディアでもはやライトノベルの枠に収まらない笑撃の第2巻。
    登場するキャラの年齢とネタが上の年齢向けで、表紙の女の子は何だったのか。そして巻末ミステリーの存在に気づかず見逃していた事実……もっと本編に出てきていいんだよ、小豆ちゃん?
    文とイラストの組み合わせで笑わせてくれる「シンデレラアローズ」や「大相撲秋場所フィギュア中継」あたりがやはり好きだ。

  • 混沌と狂気のショートショート第2弾。わりと楽しみにしているシリーズ。カバー裏にも書いてあるから見逃すべからず。あとがきとインタビュウの構成(というかネタの着眼点)には普通に関心してしまったが電撃文庫館人間消失事件は無理があるだろ。部屋変えすぎ。好きな話を3つ挙げるなら「Cafe Bleuetは元気です」と「人妻悦料理」と「まごのてコレクション」。

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著者プロフィール

【野崎まど(のざき・まど)】
2009年『[映] アムリタ』で、「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。 2013年に刊行された『know』(早川書房)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。2017年テレビアニメーション『正解するカド』でシリーズ構成と脚本を、また2019年公開の劇場アニメーション『HELLO WORLD』でも脚本を務める。講談社タイガより刊行されている「バビロン」シリーズ(2020年現在、シリーズ3巻まで刊行中)は、2019年よりアニメが放送された。文芸界要注目の作家。

「2023年 『タイタン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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