ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2011年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048704694
感想・レビュー・書評
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7、8年ぶりに読んだので内容は全く覚えておらず、初めて読んだときのように楽しめた。
いつも新しい本ばかり買うけれど、たまには古本屋で買ってみるのもいいかもしれないなぁ、、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日映画を観たので、その答え合わせに読んだ。なるほど。納得したのでそれで良し。シリーズ多数出ている人気作品のようだけどこの1冊で十分かな。
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剛力彩芽ちゃんのドラマを視聴した時から気になっていた本(何年前だ?)この度Amazon unlimitedで見つけて即読み(笑)面白かったです。
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題名通り古書と人を繋ぐ推理小説
人が死なないというのが特徴の一つ
またもう一つの特徴として"実在する"古書から紡がれる謎を解き明かしていくという点
古書の知識がなくても全然おk(もちろんあった方がより楽しめると思うが)
人が死なないので気軽に読める、ただ死なないだけで不穏な空気感というのはある
各キャラ個性も好感があり、全体的に楽しく読めた
売れている理由も分かる
シリーズ読破したい -
面白かった!
ドラマは見てたけど、それを遥かに越える面白さ!
殺人事件などではなく、古書が事件のベースにあるのもいい。1話が短くてサクサク読める。
特に最後の事件は前の3つの話とは違い読み応えもあって、面白かったー。エピローグの栞子さんも可愛すぎて、すぐ2作目も読みたくなった! -
面白かった。書店が舞台となるのは好みではあるけれどドラマを先に見ていたせいかあまり期待していなかった。予想外に面白くシリーズ読み進めたくなった。登場する小説にも興味が出て読みたくなる。栞子さんと大輔くんの恋は発展するのか見届けたくなった。
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タイトル買いしました。
古書で、事件っすよ。買うでしょう(笑)
ただ、ラノベは合う合わないが激しいのでどうかな…
と不安を抱えつつ読みましたが。
面白かった!
いわゆる日常の謎ものになると思いますが
短編4話が最終的に大きなひとつの謎へとつながってく。
最後だけは少々、生命にかかわるくらいの大事件です。
子どもの頃、祖母の愛書をさわってひどく怒られた大輔は
活字を見ると気分が悪くなる体質になってしまう。
そんな祖母が遺した本を整理したところ
貴重書かも…と思われるものが1冊出てきた。
真贋を確かめてもらうため
ある古書店にそれを持ち込むのだが。
活字は苦手でも物語は大好きという大輔君と
シャイだけど本の話ならいくらでもOKという栞子さん。
この若き古書店主のもとに、馴染みのセドリ屋や
旦那が売りにきた本を取り返しにくる妻
稀覯本を奪おうとするマニアなどがあらわれては消え…
ないんですよね〜。
前の話のキャラが次の話にちょっと顔出したり
こういうの好きだわぁ(^_^)
古書店が舞台だけに、たくさんの古本が登場します。
また読んでみたいのが増えた…。 -
北鎌倉の古書店を舞台に、古書にまつわる謎を解き明かしていく日常ミステリー。落ち着きのある北鎌倉という土地と古書店の組み合わせが絶妙。親しみやすい登場人物と古書が紡ぐ物語はどの世代の方でも楽しめる内容だと思います。
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鎌倉にひっそり佇む古書店を舞台にしたお話。
このモチーフは風情があってとっても好みだが、
ミステリとしては謎解きが強引に思えてしまい、
登場キャラも個性はあるのだがイマイチ掴みきれず、
素敵なモチーフなのに期待していたような雰囲気もなくて、
全体的にはなんだか勿体ない、
物足りないと感じた作品だった。
良いなと思ったのは、1話1話が古書のタイトルになっているのがオシャレなのと、そのタイトルの古書を巡るストーリーになっていたこと。
本ってその内容にしか興味を持ったことが無かったけれど、本そのものや出版の変遷などにも歴史があり物語があるのだと知ることが出来た。
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せどり屋なる存在を初めて知りました。たかが本のために…と思ってしまうのは普通の感覚。どの世界にも「通」を遥か通り越す異常者がいるのですね。
この作品に吹き流れる爽やかな風が好きです。