- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048731225
感想・レビュー・書評
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貴志裕介さんの作品は悪の教典を初めて読んだ時、面白すぎて衝撃でした。その流れからこの作品を読んで、今回も最高に面白かった!!と心から思えました。ただ、私はそこも含めて面白かったのですが、ちょっとグロいというか、気持ち悪いというか…。そう言う表現が苦手な人はちょっときついかな。
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昔悪の教典で作者を知っており、本、映画共に衝撃を受けた為この本を手にとってみました。
中盤からよりスピード感が増して読み進められる。
自分は知らない事が知れて勉強になるなぁという印象な部分もあり好みでしたが
知識量とグロテスクな表現が苦手な方は覚悟して読み進めたほうが良いと思います。
人間の欲や不安などにつけこみ脳線虫が人に影響を及ぼす… -
ウアカリ
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ウアカリ
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「新世界より」、「黒い家」に続いて3作目の貴志祐介作品。
貴志さんは虫が好きなのかな?どの作品にも虫がよく登場し、虫を使って恐怖や生理的嫌悪感を掻き立てるのが上手いと思った。
よって、虫を嫌う人には貴志さんはやめておけ!と言うかもしれない(-_-;)
この作品を書くにあたり、かなり取材や勉強をされたのかなと感じた。医学、生物学のみならず、文化人類学、神話まで巧妙に組み込まれている。
元凶として描かれる線虫は作者の創造なんだろうけど、「これがもし実在したら…」と想像して恐怖におののく。文章にそう思わせる説得力がある。
お風呂場のシーン、怖い!!風呂場を開ける直前のシーンからもう怖い!! -
ブクログがヤケに「あなたにおすすめ」してくるのでこれも運命やと思って読んでみましたw
もう二十年以上前に書かれた物語なんですね
とてもよく作り込まれたストーリーだと思いました
かなり勉強や取材もされたんじゃないかと
説得力のある創作であり、ファンタジー的な印象も受けました
面白かったです
またもっと読みたい作家さんが増えてしまったね -
長かった。
去年の秋頃から読み始めてようやく読み終えました。
決して作品がつまらないとかじゃない。
ただただ、ページをめくる手が重かった。
この先に書かれている物語を知りたくない、多分、それは恐怖という感情だったのだと思う。
ただただ、怖かった。 -
読みやすく、まとまってる。おぞましいし怖いし最後なんか救われるし…すごいなこれ