- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048731409
感想・レビュー・書評
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おもしろかったです!
創路が好きなあたり、あたしは自分の将来が不安だ…笑
恋愛にのめり込み過ぎて周りが見えなくなる
ってゆうのは怖いなぁ、と改めておもう
小説だと異常すぎる執着の恋愛あるけど(実際にもあるんだろうけど)
それってあんまりリアリティ無いけど
この小説の執着感(?)は現実感があって逆にこわい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルのわりに、恋愛全般にたいしての中毒ではない。
創路への中毒、といったかんじ。
水無月(主人公)には全く同感できなかった。
わたしだったら、他にも男をつくる。
全体的に、もう少し違った構成でもよかったのではないかと思ってしまった。
祈りの部分は、その文章だけだとよさそうに見えるが、なんとなくこじつけ感が否めない。 -
どうか、どうか、私。
という主人公の祈りはまさに名言。
諦めると決めたことを、ちゃんときれいに諦めるように。
二度と会わないと決めた人とは、本当に二度と会わないでいるように。
私が私を裏切ることがないように。
他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。
私も何度もいろんなことを自分に誓ってきたなぁ。
世界のすべてが恋愛に支配されちゃうような恋をしたことのある大人には、
ぜひぜひ絶対読んでみてほしい。
前半はわくわく。
わかるわかると思ってひきこまれてると、
いつのまにか狂気まで共感してしまいそうになっててこわい。
一気に読んでしまった。 -
代表作というと失礼ですが、でも氏の作品の中でどれか一つを薦めるならば迷わずこの作品
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とらえきれない偏愛にさまよう主人公水無月。誰がモデルで、作家先生ってみんなこんな風なところがあるのかなと思わせる存在感抜群の創路センセイ。山本さんはこれが二作目だけれど登場人物たちはみな激しく際立っている。
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スコーンとはまりました。
読んでると時間が分からなくなって。一気に読んだ。
事件性というかミステリー仕立てというか。 -
楽しくて,読みやすかった
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冴えないおばさんが主人公。
お金持ちなおじさんとそれにまつわる女たちの話 -
タイトルと帯からして、たんなる不倫小説だと思って読み始めましたが・・・読後感はミステリー小説だった。
愛しすぎないように・・・他人を愛するより 自分を愛せるように・・・私も好きになると 彼の一番大切なものになりたくて なりたくて 思いつめるタイプなので・・水無月には少し共感できました。
後半は一気に読みました。
痛々しくてアンハッピーっな最後なんだろうなって冒頭読んだだけで分かるんですけど読んでしまうんですよね。
先が気になって気になって・・・
私の中で 先生のイメージは トヨエツかな・・・
登場人物 ひとりひとりも愛着がわいた・・・・
面白いです。
こんな女性になりたくないし、友人にもなりたくないって毛嫌いはするんですけど、正直ここまでのめりこむことが出来るのは・・・羨ましかったりします。
一番・・・ええ奴なのは 荻原。
ええ奴すぎるだろ(笑)
普通は元だんなのようになると思う。
ある意味 荻原が登場人物の中で一番好きです。
再読2015/02/08 -
2008.8