恋愛中毒

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1044
感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731409

感想・レビュー・書評

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  • これはドロドロしてた…女の人の描く女の人って感じ。人を好きになりすぎるって怖い…でもコントロールとかできないし。だから気づいた時には引き返せないとこまで来ててどうしようもないんだろうな。

  • もう他人を愛さないと決めた水無月の心に、小説家創路は強引に踏み込む。都市の人々のこころを謳う恋愛文学。普通のいい人が持っている狂気に戦慄します。毒のように恋の恐ろしさが回る小説。

  • 恋愛を通じて人間の醜さを描いたところが目新しいのか。たしかにろくでもない奴ばかりが出てくる。サプライズ・エンディングがあり、ミステリマインドをくすぐる。M女史より。

  • かわいそうな女。
    面白かった!
    のばらがけっこう好きです

  • 女としての全てが描かれていると思う。
    芸能人という設定を取り払えば身近におこってそうだと思う。

  • 吉川英治文学新人賞(1999/20回)

  • 最後に予想外が来た・・・。中毒、って怖すぎます。

  • 山本文緒さんの恋愛中毒



    山本さんの作品は今回が初めて。



    話の内容、
    離婚したばかりの女性が二度と結婚や恋愛をしないと決意して質素に日々一人で生活をしている。そんな中、昔からファンだった小説家に出会い愛人に。愛人としての生活や、離婚の経緯が話の結末で明らかとなり予想もしなかった展開を迎える。



    読み終わった率直な感想は面白かった!今、興奮状態です。こんな結末を迎えるとは!!最後はちょっぴり感動しちゃいました。



    いつ出版されたのか見てみたら1998年ということで10年くらい前の作品でした。
    でも、10年も前とは感じさせない、とても面白い作品でした。



    本題から、唯川恵さんのような恋愛小説かと思って読んでみたら全然違う!



    話の流れや結末が、推理小説を思わせるような構成でした。
    読んでて話の意図が始めはよく分からないんだけど、後半で話がすべて繋がりまsた。



    はっきり言って半分読んでても何で恋愛中毒って言う本題なの?っていう流れだったのに、読み終わって納得です。



    主人公の自分をコントロールできなくなってしまう辛い気持ちがヒシヒシと伝わり、後半読んでいて胸が痛かった・・・・。



    自分が何を考えてどうしたいのか、なんでこんなことをしてしまったのか。追い詰められて人間が精神的におかしくなっていく様をリアルに観てしまって、今もドキドキしています。


    でも、読み終わって何だかほっとした所もあり、そして満足感でいっぱいです。



    面白かった・・・。

  • ミステリじゃない
    しかし面白かった

  • 読み進めるうちにどんどん吸い込まれていって、一気に読めた。ゾクッと怖さを感じさせる、ただの恋愛小説ではなくて面白かった~

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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