恋愛中毒

著者 :
  • KADOKAWA
3.56
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本棚登録 : 1044
感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731409

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

  • うおー。
    読後感が、うおー、という感じ。笑
    最初と最後で水無月さんの印象の違いがすごいです。
    創路みたいな男には溺れてはいけない。と、わかってても溺れそう。
    自己中な都合のいい男、でもなぜか魅力を感じる私は水無月さんの要素があるのかな…。苦笑
    ちょいちょい伏線の回収もあって面白かった。
    レビューではあまり印象が良くなかったイメージだけど、私は嫌いじゃないです。

  • 無気力っぽい主人公のストーカー的な行動力がすごい。あと愛人がいっぱいいる作家も、元同級生の担当編集の面倒見の良さがよくわからない。でも一気に読んじゃった。

  • 二度目もよかった

  • ヘビーだった。

  • ミステリーっぽい。
    共感出来るような、出来ないような。

  • まさかこんな展開になるなんて!!
    ひゃーっ!驚いた&面白い!
    文章とストーリー展開が非常に理想的、小物使いが非常に上手!大好きな作家さんのひとりです。

  • タイトルの割りに…

    たいして恋愛をしていない主人公
    執着と嫉妬がうずまく感じかなー恋愛ってそうじゃないよね
    と、分かったようなことを言ってみたり。

    恋愛を楽しめないから中毒なのかしら?
    ちょっとタイトルと内容のギャップを感じました

  •  そうだ、私は荻原に恋をしていたわけではなかった。なのに、寝てしまった瞬間、私の中に何かが芽生えた。そのときはそれが恋だと思った。今は違うと分かる。他に出口がないので、私の中に溜まっていた膿のようなものが、彼めがけて噴出してしまっただけのことだと思う。――どうもこれが病原菌なんだろうな


    あー 読み洩らしていた、これってハッピーエンドだったんだ。

  • 久々に読んだ。
    多分初めて読んだ時より衝撃がデカすぎてしばらく放心した。

    後半、特に後半、崖崩れのように最初は小さい石ころがころころ転がり落ちて、それがたくさん発生して、その後に取り返しのつかない岩が崩れ落ちてくるんだろうな、っていう気付いてはいるんだけど自分ではどうしようもない無力感に襲われる。

    どこかで”踏みとどまってくれるんだよね?!”という焦燥感を含んだ祈るような気持ちがあるんだけど、読み進まずにはいられない展開。

    山本文緒は大好きだけど、改めてこの作品の魅力にとり憑かれた。

    この人は短編の方が面白いな、と思ってるけど長編を読み直してみようと改めて思った。

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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