- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048734035
作品紹介・あらすじ
九歳の少年にかけられた母親殺しの容疑。児童精神科医の伊緒は、少年の無罪を信じ、事件の解明に乗り出す。だが、彼女を待ち受けていたのは、想像もしない悲劇だった-。横溝正史賞受賞第一作。現役精神科医の著者が、悪の本質を暴いた驚愕のサスペンス・ミステリ。
感想・レビュー・書評
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微妙
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ミステリであり、サスペンスであり、ホラーでもある。
序章から終章まで、ページを捲る手が止まらなかった。
真犯人は誰なのか?
ホッとする間のない、怒涛のラストスパート。
読了して清々しい作品では決してない。
けれど、人間の持つ陰陽、狂気、情・・・全てが詰まっている。
就寝前にはオススメ出来ないが、今月読んだ本の中では一番良かったかな。 -
帯を読んで想像した内容とはちょっと違ったかも。けっこう理系。
犯人は早い段階で分かりやすいと思うけれど、きちんと最後まで読ませる出来だと思う。「サスペンス・ミステリ」てのは……どうかなあ。悪の本質云々ってのもちょっとどうかと思うけれど、まあそこそこ面白かったからいいか。 -
生物兵器?ウイルス??による殺人事件。
児童相談所の医者と数年前の事件で負傷した刑事とそれぞれが追う。
結末は途中から予想できるけどね -
この方の本は初めてです。
現役精神科医だそうです。
最初から惹き込まれ、どうなるんだ?と
ハラハラドキドキ。まぁ犯人は読めちゃうけどそれでも続きが気になって一気読みでした。
ただ、専門用語が多いのでなんだかわからない部分もたくさんありましたっっ。
それでも面白いです。
ある昆虫が出てくるんだけど、読み終わってからその昆虫について思わず調べてしまいました(笑)