グミ・チョコレート・パイン パイン編

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734981

感想・レビュー・書評

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  • グミ編、チョコレート編、パイン編全て読みました。かなりの長編でした。

    高校生くらいの時に読んでおきたかった一冊です。(今30代後半)。エネルギーにあふれています。

    独特の言い回しであったり、マニアックな例えが多数出てくるので、好き嫌いは分かれると思いますが、著書のこのセンス、私はとても好きです。

  • 面白くて3部作いっきに読み進めたなぁ。
    あの頃のもどかしいようななんとも言えない感覚がよみがえります。
    そしてサブカル好きな自分にはまたグッときました。

  • 引き続き3冊目。これも再読。

    前作から8年もあいて出版されてるので、
    雰囲気からしてガラッと変わってるなというのは
    今回も思ったこと。それは致し方ないのだろう。

    しかし相変わらず、非モテのヲタク男子のココロは
    ガッツリと掴んで離さない。
    青春大河小説らしく、綺麗に着地。
    賢三と美甘子に関しては甘酸っぱい想い出になるどころか、
    歯牙にも掛けられていなかった、
    彼女の人生において主要キャストにも入れられていなかった…
    というのはもう悲劇を超えて喜劇なのかもしれんけれど、
    やはり現実ってこんなもんなんだろうね。

    映画『桐島、部活やめるってよ』の
    映画鑑賞後の前田とかすみの二人の会話。
    「俺のこと憶えてたんだ?」
    「憶えるてるでしょ」
    この会話を思いだすと、どうしようもなく切なくなる。

  • 最後の最後の美甘子のグミチョコ遊びが美甘子らしい勝ち方で印象的
    爆弾は美甘子だったとおもう

  • ほんとうの男子はこんなにもむさっくるしいんだぜ。
    すごくよかったので、グミ編、パイン編を探し中。

  • 最後の美甘子のオチにビックリだよ。今、学生である時に読めてよかった

  • よかった!おじいちゃん好き。自分もがんばろ

  • 山口美香子すごい

  • 10月8日読了。大槻ケンヂの著作を読み漁った時期があり、そのときに「グミ編」「チョコレート編」を読みこの本を待ち望んでいましたが、いつの間にか出ていたんだな。広げるだけ妄想の大風呂敷を畳まねばならない完結編、作るのには苦しんだろうけどすっきりとしたエンディング。すっきりしすぎていて前2作ほどの共感を得られない面はあるが、ここまでの作品を作ってくれたらもう言うことはないや。しかし、大槻ケンヂの創作意欲の源泉は、彼の青春時代、映画、ロック、そして憧れの女の子。それしかないのだな。これは褒め言葉だが。

  • なんだかんだで最高でした。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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