オレンジデイズ

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735469

感想・レビュー・書評

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  • 耳が聞こえない主人公は自分の気持ちを上手く伝えられずにいるもどかしさは、読んでいて辛くなりました。耳が聞こえない自分をどうしても責めてしまうところには、いろいろ考えさせられました。それぞれが自分の進路にむけて頑張るところはこれからの自分と重ねて読めました。最後のシーンでさえが喋るシーンにはとても感動しました。

  • 昔ドラマも欠かさず見ていました!!
    大学の仲間との恋愛青春ストーリーです。
    耳の聞こえない主人公(紗枝)と出会った海が彼女のことを支えながら恋愛に発展していきます。
    このドラマを見ていた頃はこういうのが大学生活かぁと思っていました。

  • 大学の仲間との甘酸っぱい恋愛青春物語。
    ドラマも見ていて凄い面白かったです。
    こんな楽しそうな大学生活送ってみたいなと思えるお話でした。

  • 大学の仲間で描く青春ストーリー。耳の聞こえない紗枝と出会った海が彼女のことをささえながら恋愛に発展していくお話。いろいろな障害がありなかなかうまくいかないかいとさえだったが仲間の力を借り結ばれる。

  • 脚本家の小説を読むのはこれで何度めなのだろうか。
    この物語がドラマになっていたことは知っており、最初の1回だけ見た記憶がある。
    しかし、ドラマというのは、映像というのはものすごく影響のあるもので、その一回の記憶が全ての本の印象を決めてしまう。

    大学4年生の福祉学部に通う櫂はすごくバイオリンを上手に弾く美少女沙絵と出会う。
    沙絵は耳が聞こえなかった。
    それぞれの人生が交わって、仲間ができて、ドラマが生まれる。

    大学時代というとても素晴らしい時代の最後の年の出来事が上手く描かれている。
    ドラマを書く人の小説って、本当に上手く情景が浮かんでくる。
    そして、とてもわかりやすく、展開も多く、飽きない。あっという間に読み終わってしまった。
    しかしながら、やっぱりドラマだけあって、展開の速さについていけないときがある。
    もっと心の動きはゆっくりだろう。と思うときもある。
    妙にリアルな、○○と思ってたちつくす○○であった・・・みたいな、文章が脚本っぽくって面白い。
    『オレンジデイズ』というタイトルがまずとてもいい。
    しかも、このドラマに登場する俳優さんたちはみんな好きな人ばかりで。
    実は、ちゃんと見ていないので、あとでキャスティングを見たんだけど、やっぱり啓太って、瑛太だったんだ。
    ぴったりだったりして。。
    で、真帆が小西真奈美で。ああ。彼女をふるなんてもったいない。それでも新しい彼女はものすごい美人で。
    といいつつも妻夫木くんはとても好きな俳優さんなので、全然オッケーだけど。
    楽しい時間を味わうことのできるリフレッシュできた本だった。

  • ドラマで妻夫木くんにつられ←
    柴咲コウに惚れ←

  • 高校生の頃、ドラマを見てはまって
    こんな大学生活を送りたいなーなんて
    夢を描いた。

    実際、4年間過ごせたか?って言われたら、
    わかんないけど、
    大切な仲間には出会えたよね。

    作品中に将来の誓いみたいなのを皆で言い合うシーンがあるんだけど、

    私は、
    『いつでも自分に素直でありたい』
    と誓いたいと思います。

    あと、やはり障害についても考えさせられる作品で
    本当の苦しみやつらさは本人しか分からないものかもしれないけど、
    おせっかいかもしれないけど
    杖までにもならないかもしれないけど
    てすりくらいにはなりたいなーと
    思いました。


  • 永遠に憧れの大学生活だろう。
    でも今の自分の大学生活も、なんだかんだ好きなんだ。

  • オレンジデイズ

    昔ドラマでやってたよね


    私は見てなくて

    でも

    本読んだら

    見たくなったよ*


    【共感したヶ所】

    ●「何やっていいのか探せなくて、探すほど大したものは自分になくて・・・。輪郭がぼけてんだ。人生先延ばしにしてるんだ」

    うん、わかるよー。

    ●「ねぇ、人生ってどんなに今が真っ暗でも、この先に光が見えれば、生きていけるのよ。そうゆうものなのよ。」

     

    勇気でます。元気でます。

    ●「大人になればなるほど、単純で簡単なことが、どんなに難しいかを知る」

    大人になるっていうこと。うん。なんか難しい。


    以上。

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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