ジョーカー・ゲーム

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738514

感想・レビュー・書評

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  • お気に入りはロビンソン

  • 軽い読み物

  •  スパイ養成学校"D機関"。常人離れした12人の精鋭。彼らを率いるカリスマ結城中佐。
    ?アメリカ人技師のスパイ容疑を暴く軍人佐久間をフォローする三好達、?英国人のスパイ
    無実(ステッキを利用されていた)を暴く蒲生、?英国情報機関に捕らわれた井沢の脱出、
    ?軍内部の腐食を軍人に暴かせるのを何気なく支援した草薙、?独ソ二重スパイの死因調査を
    卒業試験代わりに任された飛崎、5つのストーリ。

  • 小説

  • 2009年 第6回本屋大賞 第3位

    日本推理作家協会賞(2009年)

  • 県立図書館で借りた本。2008年度このミス第2位で気になっていたスパイミステリ。面白かった。

  • これは面白い.どんでん返しやら,自作自演やら.もっと早く読めば良かった.

  • 2018/07/03-07/05

  • “結城中佐の発案で陸軍内に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「スパイとは“見えない存在”であること」「殺人及び自死は最悪の選択肢」。これが、結城が訓練生に叩き込んだ戒律だった。軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く「魔王」―結城中佐は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を挙げ、陸軍内の敵をも出し抜いてゆく。東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる最高にスタイリッシュなスパイ・ミステリー。”―内容紹介より。

  • スパイ・ミステリーというジャンルの小説は初めて読みました。ストーリーの構成についても斬新でした。それぞれの短編は独立したストーリーでしたが、スパイ養成学校D機関と結城中佐という謎めいた組織と人物で繋がっている。この作品の世界観に徐々に引き込まれていくに十分な面白さでした。

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著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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