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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「雪は悲しみじゃ。悲しいことが、こげんして次から次に降っとるんじゃ、そげん想像してみい。地面にはどんどん悲しいことが積もっていく。色も真っ白に変わる。雪が溶けたあとには、地面はぐじゃぐじゃになってしまう。おまえは地面になったらいけん。海じゃ。なんぼ雪が降っても、それを黙って、知らん顔して呑み込んでいく海にならんといけん」
― 99ページ -
「ええか、ヤス、おまえは海になるんじゃ。海にならんといけん
雪は悲しみじゃ。悲しいことが、こげんして次から次に降っとるんじゃ、そげん想像してみい。地面にはどんどん悲しいことが積もっていく。色も真っ白に変わる。雪が溶けたあとには、地面はぐじゃぐじゃになってしまう。おまえは地面になったらいけん。海じゃ。なんぼ雪が降っても、それを黙って、知らん顔して呑みこんでいく海にならんといけん」
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おまえは地面になったらいけん。海じゃ。なんぼ雪が降っても、それを黙って、知らん顔して呑み込んでいく海にならんといけん
― 99ページ
みんなの感想・レビュー・書評
さすが重松ワールド全開です。この方の親子の話は素晴らしい。
あったかいです。
私が好きな作家さんは?と聞かれたら、この方をあげます。
もう、読みながら涙涙で文字が見えなくて大変でした。
次の日は目が腫れて大変でした。ドラマ版も見てみたかった!
私は男の子二人の母で、我が子はまだ小さいので
ほんと愛おしい気持ちでいっぱいになりました。
親とは
親とは
親になって良かった
開始10ページくらいでもう泣きそうになる俺ってどうなんだろう。
「健介は俺が守るけえ」
世界中の大人が、こんな風に言える、思える世界になったらいいのにと思う。この本のテーマの一つでもあると思うけれど、誰もが誰かの子どもで、誰かの子どもには必ず親がいる。そのことがわかっていれば、誰もが誰にも優しくなれるはずだと思う。
久しぶりに涙した。親が甘えさせないで誰が甘えさすんだ、子供にさみしい思いだけはさせちゃいけない、、そうだよな。めちゃくちゃで不器用なオヤジでも伝わるものは伝わる。理屈ではない。それが親子ってものだ。
本当に良かった。読んでる間、常に涙を流してた気がする。
今男の子を妊娠中の妊婦で、旦那さんから勧められて読んだけど、旦那さんがこの本に出会ってくれて良かったなぁと思う。
子育て中も読み返したい!
ひさしぶりに重松さんの著作を手にとって読んでみたのがこの作品なんだけど、家族のことを書かせるとこのひとはそうとううまいよなあと思った。
ヤスさんの、不器用ながらもまっすぐにアキラを想う気持ちがどんどん胸にせまってきて、何回も泣いてしまった。時が経てば、そりゃあ人間変わってしまうし、その分衝突してしまうことも増えてしまうけれど、けっきょくヤスさんとアキラは親と子であって、そこのところはなにも変わらない。ヤスさんのアキラへのやさしさ、厳しさ、アキラのヤスさんへの思いやり、全然変わることはなかった。そこが異様に泣けた。
そしてこの不器用な親と子を取り巻くひとびとの温かさ。血もつながっていない、実の子でもないけれど、アキラへ惜しみない愛を与えてくれている。こんなの現在じゃあなかなかお見えにかからないよなあ。
人間のあたたかさが胸に沁みる、いい作品だと素直に思った。
(382P)
重松さんの、地の文で名前を呼びかけるような書き方が、すごくしっとりというかどっしりというか、物語に重みをもたせるような気がする。
「ヤスさん、」「たえ子さん、」というように「、」で区切ることで重みが増すのだろうか。
ヤスさんの周りの人達が温かくて素敵だ。
泣けました。
とってもここちよい涙でした。
頑固で不器用で、だけど純粋で優しい父親
そんな父親に育てられた息子。
ふたりをサポートする周囲の心やさしい人たち。
軽いタッチで散りばめられた真実の言葉。
ずっと手元に置いておきたい1冊でした。
相変わらず重松は良い作品書くなぁ。泣けるぜよ。親子愛とはなんぞよ。もう幸せで、少し寂しい話だけど、不器用な人だけど、筋が通っている。幸せな家庭を築きたい、そう一心に想える作品です。
息子が産まれたこともあり、半端なく感情移入して読んだ。涙が止まらない。
不器用な父親と器用な息子がかなりリアルに表現されていて、自分の父親と重ねて、親の気持ちに近づけた気がする。
架空の町備後市が舞台となるが、なかなかあたたかい町で、住んでみたいと思った。
「息子と嫁が別れても、年寄りにとっては孫は孫なんじゃもんのう・・・・・・」
この言葉がでるヤスさんの懐の深さっていいです。
こんな人だから周りに沢山の人が集まってくるんですね。
必死で生きていく主人公の姿があり、心にジーンとくる言葉がたくさんあって励まされる。日々の暮らしの中に幸せはあるんだ、としみじみ思う。あと人は一人では生きられないんだってことも。ドラマも録画したので、何度でも観たい作品だ。
ヤスさんと息子のアキラとの父子の物語。 アキラが生まれる前から、誕生、成長、上京、就職、そしてアキラが 結婚して子を持つところまでの30年近い年月。 決して立派な父親なんかじゃない。 思春期で反抗期にさしかかったアキラをどう扱っていいのか戸惑い、 東京に行くというアキラに、さびしくてすねて酒飲んでそっぽむいて。 不器用でうまく気持ちを伝えられない、面倒くさいおやじ。 それでも... 続きを読む »
重松さんの著作を読むのは6冊目だけど、いつも泣かされてしまいます
電車の中で読んでたのでやばかった・・・
涙もろい人はこそっと読むようにしましょう^_^
重松さんは岡山の津山のご出身とのことで、
この話は広島県の備後地方(県東部)の架空の町(福山辺りがモデルかな?)が舞台で、広島弁がワシには懐かしいんよねえ^_^
これで、やっと年明けにNHKでやってたドラマが見られるわ
泣いた。
読み終えるまでに何ヵ所で泣いたことか…。
あそこまでまっすぐにではないだろう…
あそこまで、いじっぱりでもないし…
あんなにも最終的な物わかりが良くもないけど…
うちの親父もそうだったのかな?
と……。
病弱だった子供時代や、反抗しまくった学生時代を振り返った。
重松清、やっぱりイイなあ。
2012.01.20. 了。図
NHKで前後編の2回でドラマ化。
ヤスを中心とした、
父子の深い絆を描いた話。
泣かずにはいられない。
これは深い。帯には『我が子の幸せだけを願いながら悪戦苦闘する父親の喜びと悲しみを丹念に描き上げた、重松清渾身の長編小説』とあり、本当にまさしくその通りの内容だった。親とはここまで無条件に子を愛せるものなのか。ヤスさんという人物が衝撃だった。ヤスさんの真っ直ぐさが眩しくもあり、ヤスさんの不器用さがもどかしくもある。アキラが真っ直ぐに育ったのは勿論ヤスさんの存在が大きいけれど、2人を支えてくれる周囲の人々がいたからこそ。そして昭和という時代だからこそなのかもしれない。本当に素晴らしかった。
恥ずかしながら、今頃読んだ…
先週からNHKでドラマが始まって、ちょっと視てたら、これはドラマで視たら後悔しそうだなと直感し、早速購入。
期待に違わず秀逸な作品でした。
ここ1、2年で読んだ本の中でも飛び抜けてました(^-^)/
オススメ!!!
新聞連載を読みました。
不器用だけど、家族を深く深く愛しているヤスさん。
すれ違うこともたまにはあるけれど、
父の思いをちゃんと理解している息子。
周りの人々の温かさにも、
しっかりと支えられているんですね。

やっぱり、重松さんが親子愛を書いたら天下一品!
泣いた、泣いた… 泣き過ぎました。それも、とっても温かい涙を…。
ヤスさんとアキラくんの父子愛に、そしてまわりの人々(たえ子さん、照雲さん、幸恵さん...






