退出ゲーム

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
3.59
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本棚登録 : 1018
感想 : 256
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738989

感想・レビュー・書評

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  • 映画化されると知ってまずはオンエアを撮り溜めしといたアニメから見てみた、オンエア時はあまり関心がなかった作品だったが青春推理物語だと言うことがわかった、それに吹奏楽がおまけについていると言う感じ、言うなれば「氷菓」と「響けユーフォニアム」を合わせたような作品だった。ところが映画はひどい出来で推理部分をほとんど省いてしまい恋愛吹奏楽ものにしてしまっていた。そして原作を読んでみてもアニメがすこぶる良く出来ていることがわかった、今日本の優秀な脚本家はみんなアニメ業界に行っているということなのかも。

  • 日常系ミステリー小説。
    チカのキャラづけが面白い。

    それにしても、ハルタのスペック高すぎである。

  • オススメで紹介されていた。ライトミステリーっぽい。悪者は誰も出てこなくて、最大のライバル同士の幼なじみのハルタとチカが、部活を舞台に解決に導いていく。

  • 図書館で。
    ハルチカってアニメで放映されたみたい?なのかな?アニメは見ておりませんがちょっと面白そうと思って借りてみました。ライトミステリーというのでしょうか。面白かったです。

    ルービックキューブとか小ネタが色々懐かしい。そしてああ、熱帯魚用の薬でメチレンブルーだかそんな商品あったなあ…なんて思いだしました。でもあれ、それほどお高い商品でもないんですが…効かないからと言って直接薬を投与しても逆効果にならないのかな、と思ったり。
    着実に部員を増やしている吹奏楽部だか管弦楽部ですが…この調子だと部員を増やすのが先か、彼らが卒業するのが先かってことになりそう(笑)
    とりあえず続きも読んでみようと思います。

  • 読むきっかけはあまり考えなくても読んで楽しめるミステリを探してた。ということで見かけたのが青春ミステリのこの本。
    ハルチカシリーズといって、今度アニメになるらしい。

    最初の2つの話を読み終わった段階では、米澤穂信の小市民シリーズに近いかなーと思ったけど、後半の2つは想像以上に面白かった。
    期待していたとおりのあまり考えこまなくても楽しめるミステリで、満足。
    機会があれば続きの「初恋ソムリエ」も読みたい。

    悪い意味で気になったのは高校生っぽくないセリフがいくつかあったこと。「場末のスナックのバツイチのママ」とか。

  • このシリーズのライヴァルは米澤穂信の古典部シリーズかな。悪意のある人物は出てこないし、キャラはそこそこ立ってるし、爽やかミステリが読みたい人にはお勧めかも。

  • 収録作品:結晶泥棒 クロスキューブ 退出ゲーム エレファンツ・ブレス

  • 読みやすいミステリー。ハルタとチカちゃんのやり取りが楽しい。

  • ハルチカシリーズ第二弾。ハルタとチカの活躍で部員が続々と集まり、遠い目標だった普門館が現実味を帯びてきた。続編も期待。

  • 読者対象がティーンエイジャーなライトノベルだけに、そこかしこにちらばる学生落ち的な会話が、若干鼻につくけど、しかし作者の才能は感じます。4話中では、やはり表題となった退出ゲームが秀逸かな。

著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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