- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048739139
感想・レビュー・書評
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上巻の面白さは下巻で失速する。「別世界への扉」というSFやファンタジーでよくあるテーマに理屈を与えた本という印象。作者が面白がった解釈に強引に理屈をつけたようにしか思えない。例は分かり易いけれど半端で、ハート型に切った紙と切り抜かれた跡を物質と反物質に例えられても、切り紙と跡では対消滅がぴんとこない。エネルギーはどこに行く……
あと著作にやたらと柑橘系の匂いを散りばめるのはどうかと思う……
ただ、別世界への入り口が自らの意志で入りたくなるほど魅力に富んだものであったとしたら、というその先についてはなるほどと思わされた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リング作者の作品。同郷だし、世界滅亡物語が大好きなので期待高めに読んだ。詳しくはないけど、数学とか物理のエピソード、世界の伝説なんかもそれらしく挿入されてワクワクしながら読めた。
が、
途中からオカルト風になって、あれれ?という終わり方。
無理矢理ホラーにしようとした感じ?
風貌が変化してるだけで父親だと気が付かないもん?!
うーん -
内容が難しすぎる。
途中でかなり飛ばし読みした。 -
パラドックス13といっしょ。上下巻まで広げる必要性もないんじゃない。期待してたんだけど残念です。リングシリーズ以降ぱっとしないな。
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きっと会える―冴子は失踪前の父がボリビアで書き残した手記のなかに、世界の仕組みを解き明かす鍵を発見した。テレビマンの恋人、霊能者、物理学者の力を借り、もう少しですべての答えを手にできそうだが…。
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劇団員が稽古に持ってきた本。
私は「借りたい」なんて一言も言ってないのに渡された本。
ホラーはダメなのに、わたし・・・(((><)))
でも、そこに本があるならば、読まずにはいられない私w
有り難いことに帯の文章とは異なり、ホラーではなくSFテイストでした。
理系ではないせいか、本文の説明を理解できても納得できないせいか、まったく入り込めず。。。