- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048838375
感想・レビュー・書評
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すべては自分を開放するための手段である、ならば。この言葉は。この声は。
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2003年刊行。
5冊目の銀色夏生詩集。
1985年から2000年までの詩集から著者がセレクトしたベストオブ銀色夏生。
さまざまなスタイルの詩を楽しむことができ、読んでいて楽しかった。 -
詩は読んで感じるものだと思うので詩自体の感想は書かないけれど、銀色夏生さんは昔から大好きな詩人さんです。
詩集も山ほど持っているけれど、この自選集はこれまでの詩集の中からご本人が選ばれたものが載せられていて、はっとするような秀逸な詩がたくさんで、時折開いてみる一冊です。 -
銀色夏生さんの中で一番大好きな詩集集。何度読み返しても大好き。
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夏生さんの詩は、近すぎてどきっとするとゆうか、やめてってくらいほんとうだから、胸がいたい。切ないとゆうか、刹那なのだな。なにもかもが通りすぎていくまっただ中で、どうにもならないことを見るでもなく見るようにぼんやりした頭で受容している。わかっているけど、もう少しわからないままでいたいんだもんな。でもほんとはわかってて、それはそれで胸を切なくさせるので嫌いではないよ。
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生きるすべて
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何度もぱらぱらみる。
好きな詩がたくさん。
こんなに長い幸福の不在とか言葉は心を伝えないとか君のそばで会おうとか。 -
何時見てもきらきらが褪せない
開くたびあたらしい -
これ以上ないくらい読み返しては大切に大切に本棚にしまう本です。
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最高に好きな本。
特にこの詩が好き。たまらなく好き。
言葉は心を伝えない
言葉が心を伝えないことは
悲しいことではない
言葉が心を伝えてしまったら
困ることがたくさんでてくる
伝えられなかった心の中にこそ
最も大切な尊い何かがあるのではないか
それがお互いを守るのでは、ないか