バッカーノ! 1935-B Dr. Feelgreed (電撃文庫)
- アスキー・メディアワークス (2012年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048912044
作品紹介・あらすじ
ヒューイ・ラフォレットの脱獄で混乱するNY。その中心はフライング・プッシーフット号関係者たちが集うフィーロのカジノだった。だがそこに現れた異質な人物により、事態は大きく動いていく。メルヴィと名乗るルノラータ・ファミリーから来た人物に、マイザーだけでなく、過去の記憶を持つフィーロも不信感を抱かずにはいられず-。一方、錬金術師たちもそれぞれの思惑で動き始める。NYに集まりつつある彼らの目的は何なのか。さらに、街を彷徨う詐欺師が出会うのは一体誰なのか。全ての鍵を握るのは、『葡萄酒』という殺し屋の動向だった。果たしてこの切り札を手にするのは誰なのか-。
感想・レビュー・書評
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久し振りに読んだバッカーノ。
前作から間が空き過ぎて、全然覚えてない!
あとがきによると、1935年はここまでが前フリとのこと。キャラ大集合。
フィーロにジャグジーにラッドにグラハムにクリストファーが話をしたら、当然カオス。良いシーンでした。
このまま忘れないうちに次作へ。 -
役者がそろってそろそろ動き始める頃ってところですね。新旧いりみだれて馬鹿騒ぎっぽくて良かったです。
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バッカーノ19冊目。
まだまだ序章というか、カードのふりわけを決めているかんじ。
ネイダーの賭け方にはすごく違和感を感じるが(笑)
その勢いが物語にどう影響していくのか楽しみである。 -
【図書館本】Aと合わせて序章……。Aより半歩進んだだけで全くストーリーが動いてないことに驚いた。続きはまだか。 キャラが多い分、好きキャラも多いんだが、グラハム+アイザック&ミリアがカオスすぎて爆笑したw 何だあの組み合わせは。最強すぎる。そこにぜひクレアも入れて欲しいw ルネ先生の義眼もカオスw イラストパッと見違和感ないしww 成田ワールド楽しいなぁ!
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自分にとっての酒シリーズは「これこそ成田節」と認識せざるを得ない作品で、『1935B』にたどり着くまで一年以上かかってしまいましたが、久々に触れた世界観がこんなにもしっくり来るものかと読破後不安になった位スカッとしました(笑)
結局の所、前巻同様多くの混沌と疑問を生み出した「通過点」に過ぎなかった一冊となりましたが、全てのゴタゴタが一つの流れに嵌ってそれぞれの結末を迎える様はいつ読んでも心躍りするものです。群像劇ここに極めたりって感じでしょうか。
追伸:葡萄酒さん+マッドサイエンティスト夫婦=腹筋崩壊に用心せよ(爆) -
続きが楽しみ( ´ ▽ ` )ノ
新刊早くでないかなぁ