- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048923347
感想・レビュー・書評
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スサノオは何がしたいのか
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穂乃香ちゃんとお兄さんの話も建御雷之男神も将門も勿論見どころなのだけれど、今回は宗像三女神を推したい。
歴史って、大事を成した有名な人でさえ、「○○を建立」とか「××を締結」とか、そんな事しか語られていない。
まして「その他大勢」なんて、なおさら。
だけど、「その歴史的事実が、何故後世まで残されているのか」「史実と異なる物語が、なぜ生まれたのか」ということを紐解いていくと、そこには「語り手」である「その他大勢」がいる。
そのことを、三女神が、思い出させてくれる。 -
【神様にだって後悔はある! 良彦と黄金、初めての東京!】
何やら思惑のありそうな孝太郎に連れられて、上京した良彦と黄金。初めての東京に思わず浮かれる彼らの前に現れたのは、大手町の有名すぎるあの怨霊(ひと)だった!
そこから事態は思わぬ方へと転がり、図らずも巻き添えを食らったとある人物の正体とは……? そして、黄金は結局ファミレス推し!?
一方、九州へと呼ばれてみれば、飛鳥時代と現代を結ぶ三女神の過去を紐解くことに。人知れず残された一人の巫女の想いが、千年以上の時を経て鮮やかに浮かび上がる! -
古事記や日本書紀を書いた人、伝えてきた人、読んできた人、今まで何年も受けてがれて今に至るのは本当に凄いこと。そして素晴らしいこと。
2017年に世界遺産になる前に、書かれていたこの物語。
福岡に行ったら宗像大社に行かなくては。 -
孝太郎が現実主義者だということは当初より描かれていたが、今回それをはるかに上回る上に天然とシスコンが加味された怜司が登場。
今後の展開も含め、楽しみ。 -
いつも通り幸せな読書時間を過ごすことができました。数年前に春日大社に行く前に読みたかったです。今回は怜司に絡む笑いも多くて、そこも良かったです。
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将門と桔梗、建御雷之男神と経津主神、宗像三女神。穂乃香と怜司の拗れてしまった兄妹関係が改善したのは良かったけど、怜司の良彦への敵視が凄い。高校生の妹に近づくフリーターというのは怪しい匂いプンプンだけど、穂乃香は慕ってるしね。良彦はフリーターから正社員にならないのかな。御用人の仕事を思うとフリーターがいいのはわかるけど本人も悩んでるみたいだし、自己犠牲当たり前!てのもね。
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最強のライバル現るってことで、穂乃香と良彦の関係も楽しみつつ、今回も色々な神社に行ってます。
福岡で行ってみたいとこ、増えました。沖ノ島のこと、世界遺産くらいしか知らなかったけど、興味わきました。
ついに、次号でスサノオ登場っぽい。どんなキャラになるのか楽しみです。