笑い猫の5分間怪談(10) 恋する地獄めぐり

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 42
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925730

作品紹介・あらすじ

※ホームページもやってるぞ! 全巻の第1話が読めて、感想がかきこめる!

『今を生きる、すべての人におくる地獄(じごく)』

「笑い猫(わらいねこ)」が語る、5分で読めるたのしい怪談(かいだん)、13話。
さし絵もいっぱい30枚。【どの巻からでも読める! 】

猫鳴(ねこな)きトンネルには、ふしぎなうわさがある。
ひとりで歩いていると、おかしな猫があとをつけてきて、聞いてもいない怪談(かいだん)をめいっぱい語ってくれるらしい。
しかも、その猫、じつはエンマ様で、悪い子どもを猫地獄にひきずりこんじゃうんだって!
さあ、「笑い猫」の、1話5分で読める、たのしい怪談集(全13話)のはじまりはじまり~。

片思いになやむアリサは、神社でタクトとあやしげなおみくじをひく。結果は超大凶。「フラれてると気づきなさい。ストーカーになるくらいなら地獄にこい」!? そして二人はエンマ笑い猫に地獄にひきずりこまれ…。片思い地獄に落ちたふたりを、さらに猫地獄に落とす笑い猫の怪談は、「失恋妖怪ユーレミ5」や「怪談小説家」など、聞いて地獄見て地獄な、地獄づくしの怪談地獄! こわ~い怪談ときゃわい~い猫地獄の両方が楽しめちゃう第10巻!

【全国の学校で大人気!!】
「こわかったけど、なぜか最後はすっごく面白かった!(小2女子)」
「友だちに教えたら、その子のクラスで今ブレイクしてる(小5女子)」
「全巻もってる。毎日「新しいの出ないかな」とワクワクしてる(小4女子)」
「家族みんなで読めるのがいい(小6男子)」
「1回読むと超はまる! ずっと笑い猫ファン♪(小5女子)」

(1)1話5分で読める
(2)さし絵がいっぱい
(3)人気作家が書いている

感想・レビュー・書評

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  • 執筆陣:那須田淳、藤木稟、みうらかれん、緑川聖司、越水利江子、令丈ヒロ子。
    イラストレーター:okama、藤田香、もけお、和音、Patty。

    3月に出ていたの知らなくて、気づいたら本屋から消えかけていて探すのが大変だった。
    いつもは新刊の平積みのときに買っているだけに…。
    あまり売れていないのかな…。
    このシリーズ。

    失恋気味のタクトとアリサが猫地獄に落ちる。
    ぽんずの川の近くでチーチクを積んだり…。
    角の生えた小さい笑い猫がかわいい気がする。

    ありえない猫地獄だけれど、地獄テーマだったので、楽しめた。
    だんだんみんな笑い猫の扱い方を心得てきているところも笑える。

    最後の方に鉄林曠野処、受苦無数量処などの名称が出てくるあたりやっぱり鬼灯の冷徹の影響…?と思ってしまう。

    「かお」は細かい部分は違うものの、「累」という漫画に似てるなあ、と思ったり。
    「まねくねこのまねきねこ、勝ちまねき編」はショートショートらしいオチでよかった。

    緑川聖司の「午後の幽霊」、「怪談小説家」には少しでもホラー要素があったものの、それ以外は「かお」を除いて、不思議な話止まりになっているかな。
    だんだん怖い話よりも不思議な話が多くなってきている気がする。
    まねくねこのまねきねこ、ユーレミ、百怪寺のシリーズと。

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著者プロフィール

1959年浜松市生まれ。著作に「ペーターという名のオオカミ」(小峰書店、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)など多数。日本ペンクラブ会員。日本YA作家クラブ会員。和光大学非常勤講師。

「2021年 『10歳までに読みたい世界名作 第4期 既3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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