いでおろーぐ!6 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048927444

作品紹介・あらすじ

「遊園地──それは恋愛至上主義の、ひとつの結晶とでもいうべき最悪の施設なのだ!」
領家の呼びかけによりGWの遊園地に乗り込んだ反恋愛主義青年同盟部の面々。完全アウェイの状況の中で調査行動を開始するが……?
「この列車のアトラクションは絶対に怪しいよ」(神明さん)
「子供向け遊具というのは隠れ蓑かも知れません」(瀬ヶ崎)
「薄暗い室内でおさわり……」(西堀)
「スピードが速い施設に何か隠されているのでは」(天沼)
「ティ、ティーカップなんかいいんじゃないかな……」(領家)
……果たして彼らは自らの道を貫き通すことができるのか!?
さらに女児の策略により高砂は10年後の未来へ、そして何故か異世界に転生!? 話題の反恋愛活動記録、第6弾登場!

感想・レビュー・書評

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  • 【Bookwalker読放】反恋愛主義青年同盟部の活動を描く4編の作品からなる短編集でした。リア充の巣窟としての遊園地で調査活動を行う第1話はいつも通りの感じでしたが、宮前会長の真の姿を前回知ってしまったので、彼女の言葉に哀愁を感じざるを得ないな。”女児”を出し抜いたように見えた高砂が彼女の手のひらの上だったという第2話。やはり女児は手強いな。そして高砂が”反恋愛”を貫くか否かで分かれる未来を描く第3話は、どちらの可能性も読んでいて刺しにくるな…。最後の第4話は反恋部員がう反恋愛プロパガンダのリレー小説を書くことになりますが、それぞれの個性が出ていて実に楽しいものでしたね。

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著者プロフィール

第21回電撃小説大賞《銀賞》を「いでおろーぐ!」にて受賞。2015年、同作にてデビュー。

「2018年 『いでおろーぐ!7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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