- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049125139
作品紹介・あらすじ
オフィーリアが魔に呑まれ、 その使い魔にピートが攫われた。迷宮の深みに潜む魔女を相手に、自分たちに何が出来るのか? 苦悩するオリバーらは果たして、友人を取り返せるのか――。
感想・レビュー・書評
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第三層走破とオファーリアとの対決。読み応えあり。
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主人公と敵対している人達をただ意味もなく悪役にしないで主人公と共闘したり逆に悪役のままでも感情移入ができるようにするなど敵キャラクターが今回とても魅力的に見えて良かった。
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オフィーリアの能力が男の人を惑わす(性欲に直結)力あり、表現が欲望直結系もあり、やっぱりラノベは小学校図書館には合わないな、と残念だったが、与えてくれる世界観はこれまでに読んだファンタジー本の中でも良かった。表現が想像しやすいのにありがちではない。敵だった先輩とタッグを組むところも良いし、オリバーの能力や配下の人物たちとの関わりが少しずつ明かされていく過程も良い。
かつ、恋愛要素もあるという学園物。うーん、なんでもっと評価されないんだろう。ラノベ読む層とこの本を面白いと思う層がずれてる? -
主人公達がメインの話ではないのでいまいち入り込めない。
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ややこしい女の子は歌で癒す
アルデラミンでもやってたな -
なかなかにシビアな世界だこと。
で、魔剣はどこ?
次では久しぶりに出るかなぁ。 -
【蛇眼の魔女の深淵を覗き込む時、そこに寂しさと孤独を知る】
オーフィリアに攫われたピートを救うべく、オリバー達は迷宮の深みへと救出しに行く物語。
魔道を歩み続ける限り、誰もが無傷ではいられない。
守る力がなければ、友を得た瞬間に失っているような物で。
己の力不足を自覚し、それでもピートを救いたいと願うオリバー達は上級生の助力を仰ぎ、力をつける。
そして、オーフィリアと対峙する時、彼女の過去に深い哀しみがある事を知る。
彼女も己の惹香のせいで随分と苦しんできた。
痛みを理解し、産まれた瞬間に始まった孤独を終わらせるのだ。