おでかけすいぞくかん (ずかんえほん)

著者 :
  • 学研プラス
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052037924

感想・レビュー・書評

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  • (2016年3月)
    図書館で借りて読み。

    夫も私も水族館や海の生き物が好きで、子どもを連れてよく行くので。「海の生き物」って切り口の図鑑はたくさんあるけど、「水族館」っていう切り口はあんまりない気がする。

    表紙のイラストもすごくかわいい。

    ・クマノミのなかまは、オスがメスにへんしんする(p4)
    ・メガネモチノウオは、ふしぎなさかな。大人のメスになったら、大人のオスにへんしんする(p13)

    ・「ハンドウイルカ(p22)のはんどうってなに?」みたいな話を5歳児とした。私はバンドウイルカだと思っていたよ。不思議に思ったので、母は調べてみた。
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    標準和名とされる「ハンドウイルカ」は、北九州から能登方面で呼ばれていた名前である。「半道」とは「中途半端」という意味とされるが、大きさがクジラとイルカの中間で、中途半端なことから昔から「半道海豚」と呼ばれていた。歌舞伎用語の「半道」からくるという説もある。
    現在では「バンドウイルカ」という呼称が一般に広く使われており、論文でもこちらが多数派となっている[1]。『ブリタニカ国際大百科事典』『世界科学大事典』をはじめ辞典類でも「バンドウイルカ」とするものは多く、日外アソシエーツの『動物レファレンス事典』によれば、本種の記載がある16冊の事典のうち、ハンドウイルカ表記とバンドウイルカ表記はそれぞれ8冊で同数となっている。新聞も主に「バンドウイルカ」表記を使用している。漢字表記では坂東海豚。(wikipedia)
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    (2017年2月)
    葛西臨海水族園の売店に売ってて、買うかどうしようか迷ったけれど再度図書館で借り。
    ・クマノミの体にはとくべつな粘液があるので、イソギンチャクに刺されない。他の生き物はイソギンチャクに刺されてしまうので、クマノミはイソギンチャクを住みかとすることで外敵から身を守ることができる


    (2018年10月)
    古書で購入。
    ちょうど水族館に遠足に行ったばかりの7歳児F、興味を持って聞いてくれた模様。
    ・クロマグロのしっぽは三日月形、というのは遠足のバスの中のクイズで出た問題らしい。
    ・クマノミのなかまは、オスがメスにへんしんする(p4)というのがとても驚きだったらしく、「メスからオスに変身はしないの…?」と聞いてきたりしていた。不思議だねえ。

    (2020年7月)
    美ら海水族館に行った記念に開いて読み。
    マンボウのページを読んで、マンボウの目のとじる瞬間を見てみたいと思った。巾着袋が閉じるみたいに目がすぼまるのではないか、と想像してみたりしている。
    そういえばこの本の影響か、9歳児Fが「ハンドウイルカ」という呼称で読んでいた。「バンドウ」も「ハンドウ」もどっちも正解。よく覚えてたね。と話をした。


    (2023年1月)
    年末に水族館に行ったので出してきて読み。
    今更ながら我々が見ているのはほんの一部でバックヤードは広くてたくさんの水槽があって、いろんなお仕事があるのだなあと改めて知ったり。

  • 人気の魚たちがコンパクトに見れて楽しんでいた。読む側としても、図鑑ほど重くないので助かる。

著者プロフィール

1974年、東京都生まれ。フリーランスのライター・編集者。自然生物関係の専門学校の講師を経て、現在は主に自然環境や生物全般、児童向けの書籍に携わるかたわら、エコツアーや自然観察会などを行う。

「2023年 『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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