死と向き合う瞬間(とき): タ-ミナル・ケアの現場から

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054013346

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  • 気になった言葉や要約を書き留めておきます。

    ”自分なりに生きていることに納得できる生き方”
    ”いま生きていることの実感、これで良いという自分自身の納得”
    ”いのちを賭けられるもの”
    ”生きていることは決してきれいごとではない”
    ”一日一日を生きるための希望はちいさいもので十分”
    ”人は生きたように死を迎える。どのような死を迎えたいか考えながら生きていく”
    ”絶望は真の救いに到達するためのもの”

  • クリスチャンで、ターミナルケアに関わってきた著者。医師でも無いので、どちらかというと精神的苦痛を和らげる活動についての報告がメイン。「私の人生は素晴らしかった!これでよかった!」と納得して旅立っていただくお手伝い。

    一番面白かったのが、ケアに絵本や童話をよく使うというところ。人生の問題についてわかりやすく描かれている、宗教じみていないので特に感情的に反発を招いたりしにくい、なにより、自分が子供の頃親に読んでもらったのを思い出す、などが理由とのこと。

  • ・人間自身だけでは救いがない、人を超えたものに救いを求めることに人間性の特徴がある。

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著者プロフィール

1936年熊本県生まれ。上智大学グリーフケア研究所特任所長、上智大学特任教授。聖心女子大学文学部心理学科卒、上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了。博士(宗教文化)。病気や災害、事故などで家族を亡くした遺族を対象とするグリーフケアの実践に携わり、長年、その第一人者として活躍。著書に『死と向き合う瞬間』、『喪失体験と悲嘆』、『輝いて人生』(日野原重明と共著)、『悲しみの乗り越え方』、『それでも人は生かされている』などがある。

「2014年 『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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