香水のレッスン

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054049529

感想・レビュー・書評

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  • 好きな香水は幾つかあるが、気分屋なのでひとつの香りを使い切ることがほとんどない。

    また、好きだと思ったはずなのになんだか今の気分じゃない香水もある。

    次に買うなら最後まで使い切れるような、愛用できる一本がいい!ということで…

    嗅ぐときは右の鼻腔から。ミドルノートで購入を決める。トリートメントの後、髪をすすぐ最後のお湯にほんの少し香水をプラス。ルームフレグランス代わりに使う。アロマポットにプラス。就寝時、ボディにまとって下地作り。流行りの香水で他人とかぶってしまうときは、その香水に使われているレシピの中からひとつの香料を使ったシングルフローラルを重ね付けしてオリジナリティを(例えばクロエなら、クラシックローズ・マグノリア・ピオニー・ライチのどれか。あらかじめ混ぜるのは絶対だめ)。

    分類すると私の好みはフローラル、オリエンタル、フロリエンタル、シトラス、フルーティ、グリーン、シプレの順かなぁ。これも変動しそうだけど。

    次に買うなら、ジャスミン系が気になります。

  • 2011年11月19日。
    レイクタウンにて、パラパラ立ち読み。

    熊本に店を開いている調香師。
    南仏と英国で、調香とアロマを学ぶため、
    株で資金を作り、海外に渡った主婦(当時)が、作者。

    香水の付け方・選び方が書かれた本。

    以下に、知った事を書いていくと。

    ①香りの成分を壊さないよう、つけたら、擦らずアルコールを飛ばす。

    ②日焼け防止のため、お腹・腰・太ももなどにつける。
    夜は、うなじもOK。
    髪は、満員電車で迷惑になりやすい。

    ③髪につけたい場合は、シャンプーの濯ぎの仕上げに、洗面器にワンプッシュしたものをかける。
    そうすると、体温の上昇によって仄かに香る。

    ④流行の香水など、人とかぶらないようにしたい時。
    その香水を構成する花々の中から、1つだけ選び、
    その選んだ花だけで出来たシングルフレグランスを1プッシュする。
    その上から、流行の香水を重ねると、
    上手く調和の取れたオリジナルの香りになる。
    あらかじめ、混ぜておくのはダメ。

    ⑤異性に1番好かれやすいのは「薔薇」と思われがちだが、実際はジャスミン。
    それが入ってないと、香りが引き締まらない。

    ⑥人間の本能に訴えるのは、天然成分で、
    ジャスミンやイランイランやガーデニアなどの「白い花」

    ・・・などが、書かれていた。

    機会があったら、じっくりと読んでみたい。

  • 20130826
    香水瓶の美しさ。
    ジャスミンはオールマイティ。
    右の鼻で嗅ぐと本能で好き嫌いの判断できる。
    アルコールに溶かした香料の割合によって四種類。パルファン、オーデパルファン、オードトワレ、オーデコロン。香りの持続時間も違う。
    トップノート、ミドルノート、ベースノート。つけて五分から十分、二時間まで、二時間後。ノート、とは香調。

    天然と合成香料。天然は植物性と動物性。動物性香料は四種類。ジャコウジカの分泌物から取れるムスク。ジャコウネコの分泌物から採れるシベット。ビーバーから採れるカストリウム。マッコウクジラの腸内に発生する結石からとれるアンバー。
    肌から離してスプレーしてこすらない。
    一年以内使いきれなかったら、コットンやティッシュに含ませて靴箱。加湿器の水にプッシュ。コットンに含ませて車内の芳香剤。
    シトラス系で痩せて見える。
    ブルガリアンローズやローズ・ド・メイなどで愛され上手。
    シトラス、フローラル、フゼア、ウッディ、オリエンタル、シプレ。

  • 香水の選び方、付け方、歴史まで分かりやすく解説してくれた本。
    スピリチュアル的な部分はちょっとよくわからなかったけど、匂いに関するエピソードも多く、香水を買いたくなった。丁寧に選んで一本使い切りたい。

  • 借りたもの。
    紹介されている香水はハイブランドの定番。それをどう使いこなすか…
    ただ付けるだけ、香水に詳しい人のお薦め香水を紹介するだけの本ではなかった。
    著者の香りの紹介に付随する数々のエピソードは、まるでプルースト効果……想起される記憶。それが香りの紹介を抽象的なものに留めず、血の通った皮膚の上で気化し、温かみのある香りとなって読み手に感じさせる。

    この本で一番印象的だったエピソード。
    相性の良い人の体臭は無臭に感じるという……
    実体験として持っているので激しく共感。むしろ「本当だったんだ!」という衝撃。長年の疑問がついに晴れた一冊だった。

  • 香水はその人のイメージを決める
    付けすぎはハラスメント。正しい付け方(脇腹、太腿へ2〜30cm離して付けて、アルコールが乾くまで擦らない)が大事。

  • いくつか香水の本を読んだけれど、「ぴったりフレグランスの見つけ方」は他にはなかった手法で、とても参考になった。
    ・ぴったりフレグランスとは、自分が好きで、似合っていて、「こうなりたい」願望を加味した香り
    ・香りの系統の好みはほとんどの人はぶれない
    ・天然香料と人には絶対的な相性がある、愛用してきた香水のミドルノートの香りで共通する植物の香料(ジャスミン、など)はその人に寄り添って幸運に導いてくれる
    ・似合う香水とは、客観的な自分のイメージ。自分がどんなイメージか店員さんや周りの人にきいてみて、そのキーワードが当てはまるもの
    ・なりたい女性像とそのひとの精神状態を思い浮かべ、似合いそうな香水を考えてみる
    ・自分に足りない部分を香りに求めて己のイメージと反する香りを選ぼうとすることもあるが、欠点をカバーするだけでなく、あわせて良いところをアピールすれば、もっともっと美しく輝く

    ・右の鼻が右脳なので、右の鼻でかぐ
    ・ムエットをかぐには、鼻から5センチ離して鼻から思い切り強く吹きかけ、その直後に自然に香りを感じるのがおすすめ
    ・プレゼントするときは、「好きかどうかわからないけど」はNG、「きっと似合うと思って」がよい。

  • 帯文:”日本で唯一の「調香師&香水ショップオーナー」が教える魅力を引き出す香り使い” ”30年の接客経験から編み出した「似合う香水と上手な使い方」とは?” ”あなたの香水ライフが楽しくなる50のレッスン”

    目次:巻頭カラー 香調による分類と代表的な香水50、はじめに、第1章 ぴったりフレグランスの見つけ方、第2章 香りについて知っておきたいこと、第3章 人と差がつく上級者の使いこなし、第4章 こんなこともできる香りのマジック、第5章 香りに関するエトセトラ、…他

  • 「香水を選ぶ」のに「血液型」とか「星座」とか全然関係ないじゃん・・・ orz

  • 香りはやっぱり嗅いでみないと分からないな…。

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著者プロフィール

国文学者。池坊短期大学国文科専任講師、梅花女子大学文学部助教授、京都精華大学人文学部助教授などを経て、2005 年より甲南大学文学部教授。専門は鎌倉時代から南北朝時代の説話や仏教文学の研究。近著に『中世幻妖 近代人が憧れた時代』。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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