100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
4.23
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本棚登録 : 10858
感想 : 1386
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061272743

感想・レビュー・書評

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  • 愛を知ったがゆえの幸せと不幸。

    白いねこはちょっとズルい。

  • いただきもの

  • 不朽の名作
    本当の幸せとは 天寿を全うするとは
    生き方を教えてくれる一冊

  • 6歳6ヶ月の娘に読み聞かせ

    娘が幼稚園で選んで借りてきた絵本
    私も大人になって
    改めて声に出して読んでみたよ

  • すごく奥が深い本…。
    幼児さんに読み聞かせしたことがあるけど、反応があまりなくって、幼児さんには難しかったかな?
    命の尊さ、本当に大切な人を失うことの悲しさ…
    色々と考えさせられる本!
    何回読んでも、色々考えてしまうなー。、

  • ラストの一文は、どうみてもバッドエンドなのに、このストーリーの場合は幸せで満たされている。
    飼い主や、飼われる環境が大嫌い、自分も好きではないとらねこは、100万回も転生を繰り返す。あるときとらねこは、誰のねこでもないのらねこになり、自由を手にし、はじめて自分が大好きになる。ヒーローとなったとらねこは、自分に見向きもしない美しい白ねこに言い寄ります。しらーっとしてる白ねこですが、やがて結ばれ本当の幸せを見つけます。
    とらねこはきっと100万人の飼い主に感謝する気持ちも芽生えたでしょう。
    好きなセリフ
    そばにいてもいいかい
    ねこは、白ねこと たくさんの子ねこを、自分よりもすきなくらいでした

    何気に手に取った、いつか読みたいとは思ってた本でした。こんなに深いとは。今のタイミング、必然だったのかも。自分より大事な者が出来る人生は尊い。一回で終わる人生、今を大切に生きる。
    子供というより大人向け、染みる。声に出して読むと泣けてしまう。

  • 私の大好きな絵本。
    100万回生きてやっと自分だけのねこになれた立派なとらねこ。
    今日は1年生の孫娘がよみきかせをしてくれたので登録。
    孫娘も大好きなそうな、このねこが。
    読んだ後、散歩に行ったらよく似たねこに会った。
    二人で
    「100万回生きてねこみたいだね。」とねこには聞こえないように小さな声で話した。
    白いねこに会えてよかったね。

  • たった一人、あなた以外になんにもいらない、と思える人に出会えた喜びの絵本です。けれど、晴れ晴れとしたハッピーエンドでもない。少し寂しさが残ります。寂しさや虚しさを知っていた猫だからこそ、愛を知ることができたとも言えます。そう、この猫は寂しかったのだと思うと前半が少し違ったふうにも読める絵本です。(ちいさな帆)

  • 100万回泣ける本

  • 年長さんのわが子には、「変なおはなし」と感じられたそう。
    大きくなってまた手にして欲しい。

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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