中国怪奇物語 妖怪編 (講談社文庫 こ 3-6)

著者 :
  • 講談社
3.29
  • (0)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061317758

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 妖怪編と題されているがほとんど動物が化けて人を誑かしたもの。
    僵屍、辟邪等の有名どころは登場しない。
    一つ一つが短いので気軽に読めた。

  • 意外と勉強に(?)なった気がします。
    日本と同じような話も多々あったり、フフッとなる話ありで楽しい本でした。

    お気に入りは「驢馬に乗った女」「泥濘十里」「山魈」

  • 中国の妖怪物語。『捜神記』『広異記』など種々の書物から妖怪奇譚が抜粋されている。山都など魑魅魍魎の話もあるが、動植物が人に想いをうつし化けて出る話も多く、異形と誠実な恋をする人もいれば、人を騙し食い殺す異形もいる。最後に収録の「任氏伝」からは妖女の姿に思わぬ生き様を見ることができる。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1914-1994年 元早稲田大学客員教授。作家。主著『対の思想』『谿の思想』他。

「2015年 『【大活字】故事物語シリーズ〈全16巻〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

駒田信二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×