おれは ねこだぜ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318977

感想・レビュー・書評

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  • ねこがおさかなに追われるナンセンスさが楽しいお話。

  • ど名作

  • サバの凶悪な顔と来たら…。
    しかし、何があってもサバが好きなのです。

    昔、中学生相手に読み聞かせした本です。
    その時は大うけでした。
    とにかく凶悪なサバの印象が濃い本ですが、静から動、また静へという移り変わりが楽しい本でもあります。

    この猫は100万回生きても、きっとサバが好き。

  • 何よりも魚が好きで、中でもサバが大好きな「ねこ」。
    いつだってサバのことばかり考えている彼の前に、突如大量のサバ達が現れる……。

    ある意味ホラー映画みたいな絵本。

    佐野洋子さんと云えば私は『100万回生きたねこ』を真っ先に思い浮かべてしまうんですが、ちょうどそれと対になっているように感じました。
    サバ愛に溢れる本作の「ねこ」が当のサバから受ける仕打ちを考えると、『100万回』よりこちらの方が親しみやすいかも。こんなに好きなのにねえ。

    パイプを咥える「ねこ」もかっこいいし、たくさん出てくるサバも1匹1匹目が死んでるし、手元に置いて何度でも読み直したい1冊です。

  • おれはねこだぜ。つらぬくぜ。

  • さばの大好きなねこが散歩の途中で体験した
    ちょっぴり怖いお話
    佐野洋子さんの描くねこは
    いつも堂々とねこを生きている力強さにあふれています~
    大好きなさばが
    “きみは さばを くっただろう”ときれいな声でうたって
    追いかけてきます
    読み聞かせでは、いつもファルセットで
    歌うように読むのですが
    くすくすと笑いが~

    やっとこさで町の映画館に逃げ込んで座ったねこが
    周りを見回すと・・・・・・

    ラストは何事もなかったように
    “こんやは さばでも くうか”と散歩を続ける
    ねこのたくましさにユーモアが溢れます~

  • 4分くらい。
    サバが大好きなねこ。散歩をしていると、なんとサバの大群が!
    映画館に逃げ込んだねこは、ほっと一息。ところが、映画館の中は、サバで満員!

  • 大人には面白いと感じた内容だけど、子供には怖かった模様。一度読み聞かせてから、二度と読んで、と言わなかった…。

  • 請求記号・ 726.5/Sa  資料ID・310001156

  • サバの逆襲!?
    何それこわい
    読まねば(笑)

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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