キンコンカンせんそう (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324336

感想・レビュー・書評

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  • 教会や学校の鐘を使って大砲作ったら、キンコンカンとなるものだから、兵隊さん達楽しくなって戦争終わっちゃった。
    こんな戦争の終わり方ならいいなぁ。

    …なーんてのどかな絵本だと思っていたら、この世界一でっかい大砲は核兵器のことなんだそうだ。
    平和は勃発するが、戦争は長い準備があって起きる。勃発することはない。んだそうだ。
    目から鱗。こんなに深い絵本だったとは。
    読みが足りなかった。

  • キンコンカンは戦争を止める合図。
    キンコンカンはお祭りを始める合図。
    キンコンカンは教会の鐘の音。
    キンコンカンは学校の始まる音。

  • 母の好きなロダーリ。自分用に借りていたが、子供が引っ張り出してきてみていた。意味は分かるのだろうか?イタリアは日本と同じ大戦の敗戦国であるが、日本人とは戦争観がずいぶん違うなぁと考えさせられる。

  • 皮肉。

著者プロフィール

1920年生まれ、1980年没。イタリアの作家、詩人、教育者。1970年、国際アンデルセン賞を受賞。20世紀イタリアで最も重要な児童文学者、国民的作家とされている。『チポリーノの冒険』『青(あお)矢号(やごう) おもちゃの夜行列車』『空にうかんだ大きなケーキ』『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『猫とともに去りぬ』『ランベルト男爵は二度生きる サン・ジュリオ島の奇想天外な物語』『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『クジオのさかな会計士』などがある。

「2022年 『うそつき王国とジェルソミーノ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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