ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1043
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061332676

作品紹介・あらすじ

ママは、くるまに ぶつかって、おばけに なりました。
「あたし、しんじゃったの? もう! しぬ ときまで おっちょこちょいなんだから!」

とつぜん、〃おばけ〃になってしまったママ。
いちばん心配なのは、4歳になる息子のかんたろうのことです。
よる、12時をすぎると、かんたろうの部屋に現れて……。

生まれてきてよかったこと。
いいところも、ダメなところも、かぞえきれないくらいの「好き」でいっぱい。
ママは、これから生きていくかんたろうを励ましながら、じっくりと話をします。
かんたろうも、ママへの思いを伝えながら、ちゃんと前を向いていきます。

おもわずクスッとわらってしまう、でも、ホロリときてしまう。
「このこ、わたしがいなくなったら、どうなっちゃうの?」
親子なら誰でも抱いている大切な気持ちが、ぎゅっと詰まった絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーは好きではないし
    子供に読ませるべきなのかどうかもわからなかった
    一回だけ読んで私は泣いたけど
    さくちゃんもうるうる目をゴシゴシ
    「なんか泣きそうになっちゃった」って
    3歳半感受性豊かだな

  • 感動物と面白さもかかせない繊細な絵本

  • 非常の話題作だったので気にはなっていたけど、
    おばけが題材になっていること
    ママが死んじゃうことから始りそうなこと
    この2点から手が伸びませんでしたが、
    中古で売られていたので購入。

    なんだこれ。
    今後一切我が子に読ませたくない本です。
    見せたくもないです。
    絵がかわいいのでいい本のような装いをしていますが、
    ストーリーは全くダメだし、「よくない」ではなく「悪い」

    これは絵本として世に出ないでほしかったと思うくらい
    これからは忌避していきたい作品です。

    売ると誰かの手に取られる可能性があるので、
    私の方で処分しておこうと思います。

    出版社としての講談社の株もかなり落ちました。

  • この本を高評価されているレビューしか拝見していなくて、図書館に有ったので借りてみた。

    母親として、自分がこの世に生まれてきた意味は我が子達(もう、すっごい大人だけど)を生むためだったなとは、ずーっと思っているし、生んだ瞬間に初めて自分の命よりも大切だと思えたのも事実。
    そこだけは本文に賛同できる。

    病気なり事故なりで幼い子を残して亡くなる人(やはり、特に母親)はどんなにか心残りだろうとか、死んでも死に切れない想いだろうとかいうことも、よく考える。

    しかし、絵本って????
    これ、絶対小さな子供に見せたくない。
    お行儀悪かったり下品だったりするような絵本よりも下位に位置すると思う。

    改めて他のレビューも拝見してみたら、低評価がすごく多くて納得。

  • ある日、ママは車に轢かれてオバケになっちゃった。
    「もう〜死ぬときまでドジなんだからあ」
    とオバケになったママのボヤキ。
    なんか明るいんだけど。
    姿の見えないママが“ぼく“を見ていると
    「いやだよ〜(;_;)もうママに会えないの?
    もう、ママのテキトーな料理食べられないないの?ぼくママに100個もウソついてるのにごめんなさいって言えてないよ。」と僕。
    「ママごめんなさい。実はぼく毎晩、ハナクソを口の中に入れてました。」
    「ママごめんなさい。ママの歳聞かれて、分かんないから、65歳って言ってました。」

    オバケになったママはびっくりしましたが
    夜にそうっと“僕“を抱きしめて、「大好きだよ」と言ってくれました。“僕“を産んだとき、「生きてて良かった」って思ったって。初めて、「自分より大切な者が出来た」と思ったって。

    勉強出来なくても、運動音痴でも、ルックス悪くても、鼻くそ食べてても、「君が君でいるだけでいい」とオバケになってしまったママたちは思ってるんじゃないかな。

    オバケになったママが見守ってくれていることを知った“僕“は安心して、でもやっぱり寂しいから、ママの〇〇〇を〇〇て、寝ました。

  • 絵がかわい〜(^-^)いいお話でした!

  • 読了

  • 5歳
    人が死ぬという事を分かり始めたようで、何度も読んでいました。
    オチがあり良かった。

  • 悲しい。

  • まあまあ

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著者プロフィール

1978年、東京都生まれ。絵本作家。「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ(講談社)や、「しんかんくん」シリーズ(あかね書房ほか160冊以上の絵本作品を発表。NHK「おかあさんといっしょ」で、「よわむしモンスターズ」を制作。NHK「みいつけた!」では「おててえほん」のアニメーションを担当するなど、幅広く活躍している。
東日本大震災でのボランティア活動をもとに書いたエッセイ・コミック『上を向いて歩こう!』(講談社)は、森川ジョージによるリメイク版が生まれるなど、話題を呼ぶ。福島応援キャラクター「あたまがふくしまちゃん」を制作。Twitter, Facebook,を通じて、ファンとの交流や情報発信を積極的に行っている。

「2016年 『ママがおばけになっちゃった! スペシャルシールブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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