独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385177

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  • 人を魅了する話し方について書かれている。分かりやすい例として、ヒトラーの例をあげ、国民がなぜ熱狂したかがわかる。政治は政策ややったことではなく、言葉だということがよくわかる。言葉に踊らされることなく、成そうとすることを正しく見極めたい。逆に、自分自身には人を動かせる、心を魅了できる言葉を話せるようになりたい。チームでの仕事や、提案、プレゼンには必要だと思うから。もちろん、良いことを進めるという前提でだが。

  • 人の心を揺さぶる話しには、一つのパターンがあることを、独裁者のヒトラーを始め現代のオバマ大統領や元の首相の小泉さん、今の橋下大阪市長のスピーチの例を掲げてわかりやすく説明しています。それを読むと、小沢さんの人気のない理由の一つもわかるような気がしてきました。一番大事なのはテクニックより、本人が心底信じてある思いや考えですが。感動のスピーチもある意味催眠です。その観点から読んで行くとヒントが多々あります。

著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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