亡霊は夜歩く 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
3.81
  • (152)
  • (129)
  • (234)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 1861
感想 : 86
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061484054

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 亜衣、真衣、美衣の3人が中学生になり、文化祭で起きる事件を中心に書かれた作品です。

    3姉妹が通う虹北学園には4つの伝説があった。
    「時計塔のかねが鳴ると、人が死ぬ」
    「夕暮れ時の大イチョウは人を喰う」
    「校庭の魔法円に人がふる」
    「幽霊坂に霧がかかると、亡霊がよみがえる」
    この伝説がどう事件にかかわるのか読んで確かめてみてください。

    ちょっとした胸キュン青春ラブストーリーにもなっているので、そこの掛け合いにも注目です。今後の進展が楽しみで次が早く読みたくなりました。

    教師がいかに苦労をしているのか、はやみねかおる先生が教師だったからこそわかる感動のエピソードも込められています。

  • 私の好きなレーチが初登場!
    あれ、こんなにきゅんとするお話だったっけ?記憶以上に青春してて幸せをお裾分けしてもらいました。
    もちろんミステリーや動機は流石はやみねかおる!

  • 少年時代より何度も読んだ。
    なんだかんだ誠実なレーチ君が初登場。

    舞台は中学校で(筆者は小学校の教師だが)、テーマとして「教師は校則を生徒との合意なしに押し付けていないか」「生徒たちは自身を縛るルールについて自らの考えに基づいて従っているか」を扱っている。"ブラック校則問題"が未だに注目を集める今日の世の中だから、本作を慧眼とみるべきか、変わらない学校の風土に苛立つべきか…。

  • レーチかわいいなぁ
    わたしは恋愛成分はこれくらいでいい
    お子様ランチも出来ないくらいでちょうどいい
    短い紙幅でスキっと解決してくれてありがたい

  • 校則

  • 4-06-148405-2
    C8293\580E.

    亡霊は夜歩く
    名探偵夢水清志郎事件ノート

    講談社 青い鳥文庫 174-2

    はやみね かおる
    1994年2月15日 第1刷発行
    2001年4月23日 第22刷発行
    発行所:株式会社講談社

    裏表紙より
    亜衣・真衣・美衣が通う虹北学園には、4つの伝説がある――「時計塔の鐘が鳴ると、人が死ぬ。」「夕暮れどきの大イチョウは人を喰う。」「校庭の魔法円に人がふる。「幽霊坂に霧がかかると、亡霊がよみがえる。」そしてある日、こわれているはずの時計塔の鐘が鳴りひびき、『亡霊(ゴースト)』事件のはじまりを告げた……。名探偵夢水清志郎事件ノートの第2作。

    カバー袖より
    夢水清志郎は表札や名詞にまで”名探偵”と書いてしまう、変な人。この名探偵が、虹北学園の事件調査に乗り出した。
    「亡霊(ゴースト)」と名乗る人物が次々に引き起こす、世にも不思議で不気味な事件。その正体は?目的は?何もかもすぐ忘れてしまう夢水探偵に、謎は解けるか?

    古い本で、書架整理のために手にしました。

  • 学校に伝わる4つの伝説「時計塔の鐘が鳴ると人が死ぬ。」「夕暮れどきの大イチョウは人を喰う。」「校庭の魔法円に人がふる。」「幽霊坂に霧がかかると亡霊がよみがえる。」のお話です。3・4年生でも読みやすい文章だけど、本格的なミステリーが味わえます。
    名探偵コナンなどのミステリーが大好きな人におすすめします。
    ―A.T.先生

  • 悲しい話だけどこのシリーズで一番好きな話。でも悲しい感じのままこの本を終わらせなかったのがさすが作者って感じ。それと、ついにレーチが登場。素直で一生懸命だから応援したくなるキャラ。あと、要所要所で教授がやたらとかっこいい。かっこよすぎる。

  • 「個人的な意見ですが、美人が死ぬともったいないです。」
    なんかカッコイイ✨✨✨

  • 小説

全86件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

はやみねかおるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×