- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061494534
感想・レビュー・書評
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翻訳家でもある辻さんが、利用者として訪れるパリと東京の図書館を語る。ネットワーク環境など現在と違う部分も多いが、題の通り図書館で「あそぶ」感覚を思い起こさせてくれる。優秀な司書さんには恥じ入る。
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1999年発行。図書館では調べ物をするところだと思っていたので、こんな親切なレファレンスサービスが図書館の機能として備わっていたとは知らなかった。
今では、ネットも普及し情報がたくさんあるからこそ、こうした情報を必要としているところまでつなげる仕事は意味があることだと思う。しかし、市区町村の図書館員のあり方はこの本が書かれたときより改善してくれているといいなぁ。。。 -
素晴らしき空間
権威めいていて、血の通ってない無機質なお城より
大変素晴らしゅうございます。
図書館さま、司書様。あなた方の存在を感謝いたします。そしてその存在に気づかせてくださった恩方感謝いたしております。
誠、ありがとうございます。
心行くまで、遊ばさせていただきます。 -
<学生スタッフより>
【図書館ってどんなところ?】
フランスは、図書館に館長が住まなければならない制約がある!? そして、命の危険も!?
夜10時まで開いていて、元日も開館している。
図書館をフルに活用できる、お得な情報が満載なエッセイ!
(Y. O.)
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所在記号:新書||010.4||ツシ
資料番号:20072928
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花の名を求めて東京からパリへって…おいおい、普通そんなことできないだろうとつっこみたくもなりますが、よく読んでみると、仕事でパリへ行ったついでという感じみたいです。
それにしても、こんなに自由に図書館を使いこなして、どんどん自分の見つけたい情報が手に入ったら楽しいだろうなあと思わず感心してしまいます。インターネットで情報を探すのもいいんですが、時間があればねえ~私もじっくりいろいろな本を読んでみたいです。
大学時代にもう少し勉強しておけばよかったですね。 -
この本が書かれたのは、1999年。インターネットが普及し、モノゴトを探すことが容易となった今の状況を予想できたのだろうか。時代が移っても、書物を提供するという大根底は揺るがない図書館。フランスと日本の図書館を通して「そんな図書館の使い方があったのね!」と思わず感心してしまう本です。
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知りたいという欲求。
それはときに新しい何かを生み出す起爆剤になる。
図書館はそのお役に立ちます。 -
普段まったく使っていないし知りもしなかったレファレンスサービスについて詳しく書かれていてよかった。
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レファレンスは課題なので、大変勉強になりました。
特に一番最初の花の名前のエピソードは起こりうることなので、シュミレーションしておいたほうがよさそう。
せめて自分の館にある参考資料を使いこなせるくらいにはならないといけないと反省中。
「図書館には情報がありますよね。でも、情報はストックされているだけじゃ意味がないんで、必要とする人たちにとどけられなければならない。その情報を流通させるのがドキュメンタリストの仕事なんです」ドキュメンタリスト フランソワーズ・コンベルさんの言葉から
フランス人の植物学者・ルネ・ルイヒ・デフォンテーヌ(René Louiche Desfontaines・1750~1833)
le Muséum national d'histoire naturelle
国立自然史博物館 or 国立自然誌博物館
http://www.mnhn.fr/museum/foffice/transverse/transverse/accueil.xsp
16世紀フランスのラテン語学者で印刷、出版社のエティエンヌ・ドレは誤訳のかどで火刑に処された
ソクラテスの「死んでしまえば、きみはもはや存在しない」→「死んでしまえばきみはもはや無に帰する」と誤訳
書評
http://d.hatena.ne.jp/alae/20091004 -
[ 内容 ]
花の名を求めて東京からパリへ!?
調べだしたら図書館めぐりは止まらない。
情報検索のヒント、レファレンス利用のコツ満載のわくわくエッセイ。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]