- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061496804
感想・レビュー・書評
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杉浦康平装幀版
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素晴らしい鉄道エッセイ。著者のような鉄道を通して社会を見る視点は僕の興味と近い。
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2008年95冊目
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日本や海外(特に韓国)の路線に関する歴史的うんちく話や、筆者自身の体験を綴ったエッセー風の読み物がまとまった本。もとは何かの雑誌の連載らしい。おれは鉄道は好きだけど、別にファンというわけでもなく、知っている路線や駅についての話はものすごく楽しめるが、それ以外の部分は正直ピンとこなかったりする部分もある。また、この本に限ったことでもないが、雑誌の短い連載モノをいくつも続けて読むのは息が続かず、どうも疲れてしまう。個人的にはよく利用していた阪急の歴史や、東京の中央線や綾瀬〜北千住間の話、また列車で旅したことのある北海道の路線の話など、とても面白い。また、天皇の御召列車や、戦時中の鉄道、ヒトラーとムッソリーニ、韓国の鉄道に関する話など、興味深い話がいくつもあった。(2007/09/17)
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先日読んだ「全国私鉄特急の旅」の一部は、どうもこの本を参考にして書かれたもののようです。天皇と中央線の関係など、読んでいて驚きの連続。
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¥105