現代建築に関する16章 〈空間、時間、そして世界〉 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498679

感想・レビュー・書評

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  • ブックレビューを看ていて、つい、読みたくなる。北京の紫禁城の皇帝の道の話ついでにいいますと、実はこの龍の彫刻は、大理石の一塊でできており(世界最大??)、採石現場から、真冬の地面が凍っているときに、人馬で引っ張って、紫禁城に運びました。んなことよく考えつくものです。。。

  • テーマ(特に言葉)毎にそれぞれ考察&解説をした一冊。
    特に人の柱の話は面白かった。
    メディアとの関連も面白かった。
    日本の建築家、海外の建築家、沢山出てきた。
    とても良く研究しいてる筆者だと感動じました。
    文章が硬くなくて読みやすいです。

  • もう、エクセレント。過去の建築の文脈を押さえた上で、現代を取り巻くテーマを鮮やかに解説している。建築史入門としても非常にポイントを押さえているのではないかと思う。

    とくに後半の建築はどこへゆくのか。五十嵐さんほど、現代の建築に何が起きているのかを良く捉えている人は他にいないだろう。正直こういう人になりたいと思う。

  • 進行中。

  • 読書中。

  • 近・現代建築の概要をざーっと通しで見て行くだけの内容のもの.当然ながら私はそっちが元々の専攻なので,読んでも新たに得られるものは殆どない.
    想定される読者は「建築は門外漢だが近・現代建築鑑賞の足掛りにする本が欲しい」というあたりか.文体も平易な講述体なので美大の教養課程か放送大学という趣があり,値段も安いし基礎教養としては必要充分な内容だと思う.ただ,Rem Koolhaas が “20世紀後半の最も重要な建築家の一人となることはほぼ確実” ほど偉大かねぇ.私には全くそうは思えん.すぐ消えちゃうような打ち上げ花火的ハヤリモノの典型にしか思えんのだが.

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著者プロフィール

1967年パリ生まれ。東北大学大学院工学研究科教授。博士(工学)。建築史・建築批評。1992年東京大学大学院修了。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督。
主な著作に『過防備都市』(中公新書ラクレ、2004年)、『建築の東京』(みすず書房、2020年)、『様式とかたちから建築を考える』(菅野裕子との共著、平凡社、2022年)がある。

「2022年 『増補版 戦争と建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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