日本妖怪異聞録 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061598300

感想・レビュー・書評

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  • 初心者の為の妖怪手引書。

    絵巻図も掲載され読みやすく面白かった。
    また妖怪を詳しく知らない私でも、内容や逸話が細かく記されている印象を受けた。

    鬼・酒呑童子(しゅてんどうじ)
    妖狐・玉藻前(たまものまえ)
    天狗・是害坊(ぜがいぼう)
    天狗大魔王・崇徳上皇(すとくじょうこう)
    鬼女・紅葉(もみじ)
    器物の妖怪・つくも神
    鬼・大嶽丸(おおたけまる)
    鬼女・橋姫

    8つの妖怪を詳しく紹介している。

    つくも神がイタズラっ子のように可愛い印象を受けたのは私だけだろうか…。
    あとの妖怪の悪行は、欲深い人間にも非はあると思う。

    妖怪は逸話や空想上の出来事で終わるもの。
    しかし妖怪の習性や感情は人間にも似ていて、とても興味深く勉強になった本でした。

  • 資料ID:C0028197
    配架場所:本館2F文庫・新書書架1

  • 有名な著者だけあって、非常に読みやすい。
    酒呑童子、玉藻前、天狗などのメジャーな大妖怪から、現代ではあまり名前の知られていないものまでカバー。

  • なんでも、小中学生向けの本だとか。

    え〜・・・

    確かに、わかりやすいです。けどもこれをそんな子供むけだなんてもったいない。
    古文が苦手な理系妖怪好きにはとっても素敵なほんです。
    おもしろい。
    この本を読むことにより、そのほかの本へ、媒体へと興味を持つことができる本。
    勉強になります。

    続巻希望

  • 酒呑童子、玉藻前、是害坊天狗、崇徳上皇、紅葉、つくも神、大嶽丸、橋姫。日本妖怪変化史に燦然と輝く鬼神・妖怪たちに託されたこの国の文化史の闇を読み解く。

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著者プロフィール

国際日本文化研究センター教授、同副所長

「2011年 『【対話】異形 生命の教養学Ⅶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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