- Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061700574
感想・レビュー・書評
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最愛の藤壺が亡くなり、六条の御息所のように気高い“朝顔の君”にふられた源氏の君は、若い頃に激しく愛した“夕顔”の娘(当時の頭中将の娘)を発見して自分の娘(玉鬘)として引き取り、夕顔の面影が重なり玉鬘に恋心を抱き、そんな父と玉鬘の姿を夕霧(源氏の君と正妻葵の上の息子)が見てしまう。夕霧は偶然に、源氏の北の方(紫の上)の美しい姿に一目惚れ。この先どうなる?までの巻
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「伊勢物語」に出てきたような、夕霧と雲居の雁の幼い恋物語。
そして、いよいよ玉鬘登場! -
ほんと節操ないよねこの人は…。
もう後見役で満足してたらいいのに。
何度も何度も自分が苦しませたって言ってるのに、また苦しませることをする。
ほんとどうしようもない。
子の世代にまでその業を背負わせるのはやめて。 -
内容紹介(amazon)
恋多きゆえに美しいのか、美しさゆえに恋するのか……。女性たちの至上の愛を身にまとう光源氏の生きざまは、百花繚乱の夢にも似て──。
コミック: 211ページ
出版社: 講談社 (1985/11) -
GWで姉貴の蔵書を少しずつ。
夕霧と雲居の雁の関係と玉鬘の登場が中心の巻。
親父の息子は同じ血が流れているなって夕霧には感じる。 -
一線を越えない緊張感。若い世代への連鎖。囲う源氏の回でした。
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【M】
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言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。
高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。