- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061700673
感想・レビュー・書評
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有間皇子は決意と謀反の弁解しないまま逝きます。
さららはそのショックで寝込み迷いながら大海人皇子との愛と手を取り合うことを決意した巻でした。
有間皇子の不遇さに泣きそうになりました。
それと同時に人の気持ちを案ずることができる武のあっけなさにも気持ちを動かされました。
そして歌を歌いあい感想を言い合うのはこのときからあったんですね。
平安時代を思い出します。
幼子同士の淡い恋と大人同士のしがらみだらけの愛の対比は表現がうまいなぁ。
決意した賢い女性は強いと思うのでこれからどうなっていくのかたのしみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2巻。健皇子、別れの歌、星宿
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内容紹介(amazon)
第4章 建皇子(たけるのみこ)
第5章 別れの歌
第6章 星宿(せいじゅく)
持統(じとう)天皇――う野讃良皇女(うののさららのひめみこ)。いにしえの女(ひと)が時をこえてあなたに語りかける、愛の輝き、生のきらめき……。
非情な歴史の流れのなかで帰らぬ人となった有間皇子。讃良は有間皇子への胸の炎を消せないまま、父・中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の命により大海人皇子(おおあまのみこ)へ嫁ぐ決心をする。讃良の愛に人生に、いま、嵐がせまる……。 -
こんな大海人もアリエルとは思う。その大海人皇子の優しさ優柔不断は後の天武天皇のエピソードや事跡と果たして整合するのかどうか。
嫁はんウノのさららが強さを支え、引き出したと描くのだろうか。
今はおっさんになった息子の生まれた頃の作品か。知らんかったなあ。こんな分野の漫画があったなんて -
借りた
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中大兄皇子がまたらなく嫌な奴でムカつきます。(20060128)