消失 (講談社ノベルス ナK- 1)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061815131

感想・レビュー・書評

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  • 文庫が広島・岡山の啓文社でしか手に入らないとのことでどうしても読みたくてノベルス版で読んでみた。
    そうきたか!そうかそうか!!思わず笑う。
    赤毛のマリー、裕二、純、の「連続殺人事件」、なのに遺体は消失!犯人は?理由は?トリックは?
    いやぁ、面白いねぇ、新本格。

  • 本作品を手にする機会に恵まれたので、やっと読了することができた。傍点つけまくりの文章や、稚拙で垢抜けない筆致など、新本格の初期を思い出して懐かしくなった。 ノスタルジックな気分に酔って上機嫌だったのはほんのわずかで、第一章の2を読んだらサプライズのネタが判ってしまった。これは、“判る人”が読めば簡単に見破られるネタだと思う。この手のミステリでネタが判明するほど哀しいことはない。しかもこんな早くにバレるなんて、この後は一体どうしたらよいのだ? ひたすら確認作業に徹するしかない。一歩引いた目線で読むと“オチありき”の構図が嫌でも目立つ。 やってることは前代未聞なのかもしれないが、ドン引きの私にそう主張されても正直困る。どこもかしこも無理だらけ。やっぱり最後で騙されたかった。

  • 3つの殺人死体の消失!トリックに関しては人を食ったもので、何じゃそりゃ―、ってな感じです。

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