- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061819825
感想・レビュー・書評
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2014.3.3再読 処分
バカミス短編15編。メフィスト賞受賞作。
どれも「なんじゃそら」の一言に尽きる。
でも逆に新鮮過ぎて記憶に残る感じ。
唯一、表題作の「6枚のとんかつ」から閃くアリバイトリックは、納得する内容だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこかで読んだようなシチュエーションの推理小説。
ばかばかしさではこちらだがあちらの方が人気があるようだ。 -
逆にもういいんじゃないかなこれで
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マイミクさんたちに人気のバカミス。確かに楽しかったです♪♪♪
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バカミス短編集。本格推理に疲れた人、推理を当てたい人におすすめ。とはいえ、たまにはちゃんとした推理もあったり。パロディミステリとも言われている小説。
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本の表紙に「驚天動地のアホバカ・トリック」と書いてあるとおり、いわゆる『バカミス』の極みともいえる1冊で、15の掌編からなる連作短編集。
小説というより、ミステリクイズに少々の肉づけをしたような感じです。
だから、小説として読もうとすると、そのトリックとか謎解きに、『は?』て印象を受けるかもしれないけれど、ミステリクイズと思って読めば、別にそうも感じない。
ミステリクイズて、トリックの部分だけを抜き出してるから、かなり強引でこじ付けがましいのが多いですからね。
それに慣れてると、別にこの本を読んでも、トリック自体はどうとも思わない。
それよりも、単に語り部である小野さんがバカすぎるから、イライラするんじゃないかと思う。
社会人としての常識が欠如している人が主人公なので、『は?』てなる。
トリック自体のバカさ加減でなく、主人公のバカさ加減の問題。
これ、普通の人が主人公の真面目な雰囲気の短編とか、小学生がミステリクイズを出し合ってる設定なら、バカミスでも何でもない本。
でも、それだと、良くも悪くも、何の話題にもならなかったか。
というか、この本のタイトル(六枚のとんかつ)も、15編のうちの1つのタイトルなんだけれど、15編の中で確かに1番インパクトあるタイトルだけれど、内容自体は特にどうということのない話だった。 -
you know, had fun? The detective stories imitated something. i mean, for kids.
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「オチが面白い小説」として紹介されていたので読みました。
バカサスペンスなので、人を選ぶ作品だと思います(本人も書いてますが)。
個人的にはいわゆるサスペンス小説が大っ嫌いなので、
それを「笑いもの」にしたカンジが好感でした。
ただ、話にムラがある気がしました。
序盤はかなりバカやってるんですが、中盤からダレてる… -
こういう作品は大好きだ〜。<br><br>本格や新本格なんてのしか、認められない人にとっては怒りすら覚える程の作品かもしれない(事実怒りまくっていた人いたw)でも、俺はこういうミステリーこそが収束しつつあるミステリーの世界に新しい風を流しいれ他の作品にも大いに影響力を与えてくれる作品ではないかと思う。でも、決して歴史に残る本ではないw