- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820425
作品紹介・あらすじ
幸せ一杯のはずの結婚式場は、大混乱の坩堝に陥っていた。死体が空から降ってきたのだ。戸惑う人々を尻目に目を輝かせる超美人が一人。そう、彼女こそ警視総監をも恐れさす史上最強の女性警察官僚、薬師寺涼子警視その人だった。従僕(?)の泉田警部補をつれ、上司の迷惑省みず、傍若無人の捜査活動、開始。
感想・レビュー・書評
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本棚に登録したのは1巻だが、感想は8巻ぐらいまで含んでいる。
才色兼備の上に実家まで裕福なヒロインが、警察ではどうにもできない不可思議な難事件を解決していくシリーズ。
★3の理由は『創竜伝』とほぼ同じで、政治批評の分量が多すぎることと、話の流れがパターン化してしまったこと。
逆に『創竜伝』になかった魅力として、才色兼備で傍若無人なヒロインが惚れたのが鈍ちんで朴訥な主人公というところがある。一巻につき1回程度の割合で見られる雀の涙ほどのデレが微笑ましい。
キャラに魅力を感じた方にはお薦めできる本だ。
なお発刊順は『東京ナイトメア』が先だが、ストーリー中の時系列では『摩天楼』が最初の話になる。どちらから読むか迷った時は『摩天楼』の方をお薦めする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最強、傍若無人の世界一美人の警察官の薬師寺涼子警視。対する敵は、有翼人、ゴルゴンといった伝説の怪物たちを操る人物。涼子お付きの泉田準一郎警部補の目を通して物語は進んでいくが、涼子のことをぼやきながらもナイスな補助をしていく。なんてね、やれやれくだらないと思いながら、全部読んでしまったじゃないか。田中芳樹って、初めて読むけど、こんなおちゃらけた小説を書く人?銀河英雄伝説が有名らしいけど。
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椅子と化した泉田クンwww お涼さまはギリシャ神話の英雄以上ですwww
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高飛車な女刑事が主人公の伝奇小説。2000年以降の田中芳樹が一番力を入れている作品である。垣之内成美による挿絵が素晴らしい(垣之内成美によるコミカライズも行われている)。複数の出版社から、シリーズとして9作品(通し番号なし)が刊行されており、今後も不定期での新作刊行が見込まれる。
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読了。
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幸せ一杯のはずの結婚式場は、大混乱の坩堝に陥っていた。
死体が空から降ってきたのだ。
戸惑う人々を尻目に目を輝かせる超美人が一人。
そう、彼女こそ警視総監をも恐れさす史上最強の女性警察官僚、薬師寺涼子警視その人だった。
従僕(?)の泉田警部補をつれ、上司の迷惑省みず、傍若無人の捜査活動、開始。 -
薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ第2弾。
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ガーゴイルが結婚式場に死体を投げ込んだことから事件は始まった。
第2巻。
(2001年04月07日読了)