サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)

著者 : 西尾維新

• 講談社 (2002年11月7日発売)

感想・レビュー・書評

[tamakoさんの感想 · 2021年3月15日]

戯言シリーズ第４弾。再読だがほとんど忘れていた。
玖渚友のかつての仲間・兎吊木垓輔が囚われているという謎めいた研究所に向かった玖渚、いーちゃんと保護者の鈴無さん。兎吊木に面会できたものの彼は自分の意志でここにいるといい、救出は難航する。そして事件が‥
いーちゃんが玖渚との関係をウダウダ悩んでいるだけで物語はまったく進んでいないが、それでも読ませる西尾維新。事件は後半に続く。

[yukishirochenさんの感想 · 2012年1月2日]

私は、聞き上手ではないから読み進め辛いページもありました。
ですが、読み終わった今、はやく下巻が読みたくてうずうずしてます♪

[カケルさんの感想 · 2010年6月29日]

上巻ではいつも通りの言葉遊びと舞台、登場人物説明といったところ。
この物語の中心は下巻ということになるのだろう。

[march-amさんの感想 · 2010年5月5日]

巻が進むごとに、慣れてきたのか書き方が変わったのかすこし読みやすくなってきた。と同時に、やっぱりあんまり好きな書き方じゃないことにも気が付いてきたｗ　まず、「戯言」は面白いのに(志人くんに限らず)つまらないノリツッコミみたいなのが多すぎてダレる。飽きる。し、頻繁に必要なさげなタイミングで『六月、女子高生と相対して』とか過去の話と関連付けたがるのも気になる。全く進まない話も最後には少し動きを見せるが、正直下巻読みたくなるほどには…。一応戯言シリーズはここまで読んだけど先読むかはびみょう。

[fukusukeさんの感想 · 2010年4月27日]

今までのシリーズを読まずにいきなりコレを読んでも途中で飽きるかも知れない。本書を読み進めるためには、キャラクターに関する前提理解が必要とされるし、彼等に対する愛着や好奇心も必要とされるだろうからだ。

というのも、上巻である本書では推理の始まりとなる事件が最後まで起こらないため、延々とプロローグに付き合わないといけないからだ。

内容自体は平易で、漫画を小説で読むようにすらすら読める。



被害者の殺され方は今までの戯言シリーズの中で一番残酷じゃないだろか。オチまで読んだが、ああなった理由がイマイチわからんかった

[Ｙさんの感想 · 2009年7月12日]

プロローグが長すぎる。

[きょうさんの感想 · 2008年6月9日]

前説のようなもの
よむのがちょっとだるかった
まあ上だから仕方ない

[clover1117さんの感想 · 2007年10月22日]

兎吊木さんはあんまり好きじゃなかったり。
だっていーくんいじめるし。

[稚紗さんの感想 · 2007年2月18日]

何でか分からないけどあんまりだな、と思ってしまった本。トリック自体がクビキリと似た感じだからかもしれないんですけど、とにかく今までの三冊がすごく好きだった分これはショックだったかなあ。ただ玖渚の過去とかが分かるのは純粋に興味深いです。新キャラも個性的。

[薪さんの感想 · 2006年6月17日]

　矛盾回路、矛盾逆説。最後の最後で兎吊木さんが殺されて上巻は終了。志人くんかわいくてスキ。表紙の絵がかわいい！

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中！

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」